海外に旅行に行く際に、愛煙家の方はライターの持ち込みが出来るか気になりますよね?結論から申し上げますと『ライターの持ち込みは可能』なんです。
今回は、飛行機にライターを持ち込める国内線・国際線や、持ち込み規則を詳しく解説!
規則を破ってライターを持ち込んだ際には、緊急着陸や海外での法律にて裁かれる事もあるので、他の搭乗者の方や航空会社に迷惑をかけない為にも気を付けましょう。
ライターが持ち込み可能な国内線をご紹介!
ライターが持ち込み可能な国内線からまとめてご紹介していきます!国内線は日本国内で飛んでいる飛行機の事で、パスポートが無くても乗ることが出来て便利ですよね。
そんな国内線でもうっかり規則に反して、『預け荷物に預けてしまった』なんてことがあれば、大騒ぎになりかねません!
そんな事が起こらないように、当記事と各航空会社のホームページをご覧になって、預け荷物の準備をしましょう。
また、手っ取り早く持ち込みの可否を知りたい方は、国土交通省の機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例をご覧下さい。全ての航空会社共通の持ち込みが出来ない物品が記載されています。
ライターが持ち込み可能な国内線①:JAL
まずは、国内最大手の航空会社のJALから解説していきます。JALの国内線では預け荷物で預ける事は出来ませんが、手荷物として持ち込むことが可能です!
また、安全マッチやオイルライター、リチウム電池式ライターも条件を満たせば機内に持ち運ぶことが出来るので、しっかり規則を確認しましょう。
JALのライターの持ち運びや、その他の、国内線への持ち込みが出来ない物品に関してはJALの『特にお問い合わせの多い危険物の代表例』をご覧下さい。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- ガスライター(使い捨て・ガス充填式)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- リチウム電池式ライター(詳しくはコチラをチェック)
- 葉巻⽤ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
ライターが持ち込み可能な国内線②:ANA
続いては、JALに続く信頼のある航空会社のANAの解説です。ANAもJALと同じで、預け荷物で預ける事は出来ませんが、手荷物としてポケットに入れるなどして持ち運びが出来ます。
うっかり『預けてしまった…』なんて事が起きないように、ANAの機内持ち込み・お預かりに条件があるもの(国内線)をご覧になって下さい。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- 液体ガスライター(使い捨て100円ライター)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 注入式ガスライター
- 安全マッチ(小型の物)
- リチウム電池式ライター(詳しくはコチラをチェック)
- 葉巻⽤ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
- ライター用燃料(ガス・オイル)は、機内へのお持ち込みもお預かりもできません
ライターが持ち込み可能な国内線③:スカイマーク
次にご紹介する航空会社は、スカイマークです。スカイマークの飛行機に持ち込んでもいいライターは下記の通り3種類となっています。
大体どこの航空会社も『国土交通省の定めた規定』に基づいているので、似たような規則ですが、航空会社によっては異なる点もあるので、渡航前には公式サイトをチェックしましょう。
飛行機に預けてしまった…なんて事が無いように、スカイマークのお問い合わせをよくご覧になって下さいね。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- ガスライター(使い捨て・ガス充填式)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- 葉巻⽤ライター
- オイルタンク式ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
- ライター用燃料(ガス・オイル)は、機内へのお持ち込みもお預かりもできません
ライターが持ち込み可能な国内線④:ソラシドエア
最後にご紹介する国内線のライターが持ち運び可能な航空会社はソラシドエアです。ソラシドエアは、スカイネットアジア航空という名前から改名されたので、ご存知の方は少ないでしょうが、日本で4番目に知名度の高い航空会社です。
ソラシドエアも他の航空会社と同様にライターは持ち込みが可能ですが、一個しか持ち運びが出来なくて、常に身の周りに置いておかなければいけません。ライターを持ち運び出来るからと言って、飛行機でタバコが吸える訳では無いので注意です。
また、ソラシドエアの公式サイトを参考にして『預けてしまった…』という事がないように気を付けてましょう!
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- 喫煙用ライター(液化ガスライター)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- 葉巻⽤ライター
- オイルタンク式ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
ライターが持ち込み可能な国際線をご紹介!
ライターが持ち込み可能な国内線をご紹介してきた所で、ライターが持ち込み可能な国際線をご紹介していきます。国際線はパスポートが必須で、国内線よりも厳しい税関による荷物検査もあるので気を付けましょう。
また、国内線とは違い、渡航先の国がライターの持ち込みを禁止していれば、航空会社が許可していても持ち込みが出来ません!更に、誤って預け荷物や手荷物でライターを持ち込んだことがバレたら、その国の法律で裁かれることになります。
海外の税関に止められて裁きを受けないように、しっかり海外の情報も確認してから渡航するようにしましょう。
ライターが持ち込み可能な国際線①:JAL
まずはJALの国際線から解説していきます。JALの国際線は国内線同様に、ライターの持ち運びが可能となっていて、渡航先の国も許可をしていれば大丈夫です!
ただし、国内線同様に持ち運びができないライターの種類もあるので、出国前にJALの『特にお問い合わせの多い危険物の代表例』を見るようにしましょう。
航空会社問わず、ライターが持ち運びできない国は後程ご紹介していくので、国を知りたい方は是非そちらもご覧下さい。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- ガスライター(使い捨て・ガス充填式)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- リチウム電池式ライター(詳しくはコチラをチェック)
- 葉巻⽤ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
ライターが持ち込み可能な国際線②:ANA
続いてご紹介していく航空会社はANAです。ANAも国内線同様に国際線でもライターが持ち込みできます。ただしライターの持ち込みが出来ても飛行機内では禁煙ですので注意しましょう。
また、中国(香港を除く)とインド、フィリピン、ミャンマーに訪れる際には、ライターは持ち込み出来ないので気を付けましょう。保安検査場で捨てる羽目になってしまいます。
また、50万円以下の罰金に問われる事もあるので、ライター以外も必ず手荷物チェックするようにしましょう。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- 液体ガスライター(使い捨て100円ライター)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 注入式ガスライター
- 安全マッチ(小型の物)
- リチウム電池式ライター(詳しくはコチラをチェック)
- 葉巻⽤ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
- ライター用燃料(ガス・オイル)は、機内へのお持ち込みもお預かりもできません
ライターが持ち込み可能な国際線③:スカイマーク
次にご紹介するライターが持ち込み可能な国際線は、スカイマークの飛行機です。スカイマークも国際線と同じくライターの持ち込みが出来ますが、おひとり様一個までなので、予備は持っていけません。
スカイマークは運行本数の割には重大インシデントや事故が少ない航空会社です。もし飛行機内でライターによる火災が発生したら、搭乗者だけでなく航空会社の名前にも傷が付くので、規定違反は絶対にやめましょう。
また、預け荷物の中にも当然入れる事は出来ないので、規定の範囲内での持ち込みを徹底しましょう。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- 喫煙用ライター(液化ガスライター)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- 葉巻⽤ライター
- オイルタンク式ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
ライターが持ち込み可能な国際線④:ソラシドエア
最後にご紹介するライターの持ち込みができる国際線はソラシドエアです。ソラシドエアの国際線も国内線同様にライターを持ち運ぶことが出来ます。
『必ず1個だけ衣服にしまって携帯する』ことさえ守っていれば、保安検査場も難なく通れるので、ルールは必ず守りましょう。
ここまでで、日本の主要な航空会社は、国内線も国際線もライターが持ち運べることが分かったので、続いてはライターが持ち運びできない国をご紹介していきます。
- 下記の内1個だけ持ち込みが可能(2個目以降は不可)
- 喫煙用ライター(液化ガスライター)
- オイルライター(吸収材が入っている物)
- 安全マッチ(小型の物)
- 葉巻⽤ライター
- オイルタンク式ライター
- ターボライター
- ジェットライター
- ブルーフレームライター
ライターが持ち込めない国を一覧でご紹介!
ライターが持ち込めない国をご紹介してきた所で、ライターが持ち込めない国をご紹介していきます。航空会社の条件をクリアしていても、国がライターをダメだと言っていれば持ち込みは出来ないので、渡航先の国のチェックは必須です。
ライターの持ち込みが出来ない国は下記の通りなので、渡航先が決まっていればチェックしてみて下さい。うっかり大切なライターを預け荷物に預けてしまった、なんて事が無いように気を付けましょう。
また、ライターが持ち込みできない国以外にも、タバコに関連した物品が持ち込みできない国もご紹介していくので、合わせてご覧下さい!
ライターが持ち込みできない国①:ドイツ
1つ目の、ライターが持ち込み出来ない国はドイツです。ドイツは国内全域の空港の発着便にて下記の通りの制限が設けられています。
もちろん、預け荷物・持ち込み荷物の両方で持ち込むことが出来ません。ジッポライターに関しても吸収材の有無にかかわらずダメなので、諦めましょう。
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
ナフサライター | 不可 | 不可 |
ZIPPOライター | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国②:ウィーン(オーストリア)
2つめのライターが持ち込み出来ない国はウィーンです。ウィーンに関してもZIPPOライターが、吸収材の有無にかかわらず持ち込みが出来ません。
しかし、現地でライターを購入したり、電子タバコを持ちこんだりしてタバコは吸えるのでご安心ください。
また、国によっては日本のように路上でタバコを吸ってはいけない法律がある国もあるので要注意ですね。
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
ZIPPOライター | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国③:中国
中国は特にライターに関する取り締まりが厳しく、日本発でも中国発でもライターを持ち込むことが出来ません。というのも、中国の浦東空港で起きた爆発騒ぎがあった事が原因でしょう。
中国系の航空会社を利用する際には最新の注意が必要なので『中国国際航空・中国東方航空・中国南方航空』を利用する際には、今一度手荷物の確認をしてくださいね。
また、中国は他の国に比べても保安検査に時間がかかることが予想されるので、早めに空港へ行くのをお勧めします。
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
マッチ | 不可 | 不可 |
ライター | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国④:インド
インドは中国とは違い、ライターとマッチの持ち込みは出来ますが、ライターとマッチをインドから持ってくることが出来ません。インドで購入した記念ライターなどは持ち帰って来れるのでラッキーですね。
また、日本からインドへの出国便では電子タバコが制限されているので、アイコスやグローも持ち運ぶことが出来ません。どのみち飛行機内ではタバコが吸えないので、問題はありませんね。
インドの代表的な空港の『インディラ・ガンディー国際空港/チャトラパティ・シヴァージー国際空港』からはライターは持って帰って来れないので、買わないように気を付けましょう!
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
マッチ・ライター | 不可 | 不可 |
電子タバコ | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国⑤:フィリピン
フィリピンのマニラでは、インドと同様に、ライターとマッチの持ち込みは出来ますが、ライターとマッチをフィリピンから持ってくることが出来ません。
この措置は、2004年の諜報活動改革及びテロ防止法の規定に則ったもので、フィリピンの平和を守るためにライターの持ち込みを禁止していることになります。
またフィリピン国内の国内線も同様にライターの持ち運びはできないので、フィリピン国内でライターを購入する際も注意しましょう。
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
マッチ | 不可 | 不可 |
ライター | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国⑥:ヤンゴン(ミャンマー)
最後にご紹介する国はヤンゴンです。ヤンゴンもフィリピンやインドと同様に、ライターとマッチの持ち込みは出来ますが、ライターとマッチをフィリピンから持ってくることが出来ません。
また、日本初のヤンゴン行きの飛行機には、アルカリ電池の持ち込みが出来ないので、電子機器から抜きとれない場合には、出国できないので注意です。
ヤンゴン以外の国でもいえる事ですが、旅行に大切なものを持っていくと、飛行機の乗り降りの際に捨てなければならない時が出てくるので、持っていかない方が良いかもしれませんね。
制限品 | 持ち込み | 預け荷物 |
---|---|---|
マッチ | 不可 | 不可 |
ライター | 不可 | 不可 |
ライターが持ち込みできない国⑦:シンガポール
シンガポールはライターの持ち込みは禁止されていませんが、電子タバコに関してかなり厳しい取り締まりが行われているので、最後にご紹介させてください。
シンガポールでは、電子タバコの持ち込みが一切禁止されていて、国内での一切の喫煙が許されていません。もし吸っているのがバレた時には、最大で400,000円の支払いを命じられます。
ライターが使えないからと言って、電子タバコを吸うのも分かりますが、電子タバコの所持が許されない国がある事も知っておくと良いでしょう。
ライターは国内線や国際線の飛行機に持ち込み可能かまとめ
- ライターは日本の大手航空会社の飛行機に持ち込むことが可能だが規定がある
- 国内線・国際線共に絶対に持ち込みが出来ないライターの種類がいくつかある
- 国際線ではライターを持っていけないが持って帰れる国も存在する
ライターが国内線や国際線の飛行機に持ち込むことが出来るかを解説してきましたが、いかがでしたか?多くの国では持ち運びが出来る事が分かった事でしょう。
今回は、ライターに焦点を当ててご紹介してきましたが、電子タバコが持ち運びできない国もあるので、気になった方は是非お調べください。
インドや中国、フィリピンやシンガポールに旅行へ行く際には、十分気を付けて楽しんでください!