パイプタバコは舌が痛くなったり火が消えてしまったりと、思うようにはいかない難しいタバコですよね。
この記事では、パイプタバコの正しい吸い方と併せて、パイプタバコの煙を肺に入れる肺喫煙をする方法を徹底解説していきます。
パイプタバコ初心者の方やパイプタバコ上級者の方でも、この記事を読めば正しくパイプタバコが吸える内容に仕上がっているので、是非最後までご覧になってください!
パイプタバコはどんなタバコか解説!
そもそもパイプタバコを知らない初心者の方はパイプタバコがどんなタバコなのかご存知でしょうか?
分かりやすい例が「名探偵ホームズが口にくわえているもの」を想像すればパイプタバコがどんな物か分かるでしょう。一般的なシガレットのタバコや電子タバコとは全く違うことが想像できますね。
また、タバコの詰め方や火のつけ方、煙の吸い方ひとつで味わいが大きく変わるタバコなので、慣れない内はとても難しいタバコと言えるでしょう。
パイプタバコと他のタバコの違い
パイプタバコを簡単に説明すると、ボウルと呼ばれる先端の筒になっている部分に「パイプ刻葉」と呼ばれる葉っぱを入れて火をつけるだけのタバコです。
そして、他のタイプのタバコと比べても手軽に吸うことが出来ない反面、初心者の方でも正しい吸い方や肺喫煙を習得すれば、他のタバコに勝る吸い心地が得られるタバコになります!
タバコの種類 | パイプタバコと比べた特徴 |
---|---|
葉巻(シガー) | 刻葉をたばこの葉で巻いたもので、様々な太さのタバコがある。 |
紙巻きタバコ(シガレット) | 最もメジャーなタバコで、普段よく見るタバコ。刻葉を細長く巻いたタバコ。 |
電子・加熱式タバコ | 刻葉を使用せず、液体等を加熱して蒸発した蒸気を楽しむタバコ。 |
初心者でも分かるパイプタバコの正しい吸い方を解説!
それでは、初心者でも分かるパイプタバコの正しい吸い方を3つのステップに分けて紹介にしていきます!
「ちゃんと吸えるか不安」という方は、これから説明する方法で練習を重ねれば絶対にパイプタバコをマスターできるので、是非最後までご覧ください。
また、パイプタバコの煙を肺喫煙するコツや注意点は、後程解説するので「もう正しい吸い方は知っている!」という方は、下記のパイプタバコの煙を肺に入れるコツを解説!をご覧になってください。
パイプタバコを吸うときに必要なもの
パイプタバコはタバコの種類で紹介した様に、なんといっても他のタバコに比べて手間がかかるタバコです。
そのため必要な道具は沢山ありますが、Amazonや楽天市場にパイプタバコの商品がたくさんあるので、必要に応じてお気に入りのものを購入してみてはいかがでしょうか?
用意する物 | 使用用途 | コメント |
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パイプ | パイプタバコの本体に当たる物。タバコを入れて火をつける。 | 価格はピンキリで、デザインによって持ち手の個性が出る。 |
たばこ(刻葉) | 他のタバコで言う銘柄に当たる物。これに火をつけて煙を出す。 | 他のタバコに沢山の銘柄があるように、刻葉にも沢山の種類がある。 |
フィルター | ニコチン・タールをろ過する役割。 | フィルターは賛否両論で付けない方もいる。 |
タンパー(コンパニオン) | タバコの火種を移動したり、灰を押したりする役割。 | より美味しく綺麗に煙を吸うには必須のアイテム。 |
モール・リーマー | 針金に糸くずがついているお掃除道具・カーボンを削る道具。 | 日々のメンテナンスで必要。安いものでも持っておくべきアイテム。 |
マッチ | たばこに火をつける役割。 | ライターは構造上使うことが出来ないのでマッチを準備しておきましょう。 |
パイプタバコの正しい吸い方①葉を詰める
パイプタバコの葉は沢山種類があるので初めは迷うかもしれませんが、いろんな味を試して自分に合ったものを見つけていきます!
初心者の方は、葉をボウルに詰める時は沢山入れないように気を付けましょう。葉を入れる量が多いほど、煙を吸うときに負担がかかります。ボウルの70%を目安に入れていきます。
また、タバコは揉み解して3回に分けて入れていきます。下記の3つのポイントを参考にしてみてください。
- 初心者の方は自分に合いそうな刻葉を準備する。
- 3回に分けて、たばこの刻葉を入れる(柔らかく→普通くらい→ギュッと押すように)
- 葉を指で押してみて、葉が跳ね返ってきたらOK。
パイプタバコの正しい吸い方②火をつける
次は、パイプタバコの正しい火のつけ方を紹介しますが、刻葉に火をつける時はライターが使えないのでマッチを準備するのを忘れないようにしましょう!
パイプタバコに火をつける時は、パイプを口で加えて吸引しながらタバコの表面を満遍なく燃やしていきます。タバコが盛り上がってきたらタンパーで火とたばこを軽く押さえましょう。
タバコの表面に火がつき落ち着いたら「火をつける工程」は終わりです。次からはパイプスモーキングを楽しみましょう。
臭いがうつりにくいマッチで火をつけるのがおすすめ!
勢いよく、タバコの中身にも火を通すイメージで吸うと上手くできます。
タバコを軽く吸って息を吐いて黒い息なら成功!
パイプタバコの正しい吸い方③煙をくゆらす
最後に、初心者の方でも簡単に分かるパイプタバコで正しく煙をくゆらす方法を解説していきます。「くゆらす」は馴染みがない言葉ですので意味から確認していきます!
くゆら・す【×燻らす/▽薫らす】 の解説
[動サ五(四)]煙を緩やかに立ちのぼらせる。くゆらせる。「タバコを―・す」
[動サ下二]「くゆらせる」の文語形。
出典:goo辞書
つまり、パイプタバコで吸った煙を味わって、息をゆっくりと吐き出すイメージです。それでは煙をくゆらせる方法を3つのステップに分けて見ていきます!
普段呼吸をするように、ゆっくりと吸って吐いてを繰り返します。
タンパーでたばこを抑えて火の調節をします。息を吹き込んで火が消えないようにします。
熱くなりすぎたらスモーキングを辞めて、放熱をします。
初心者の方はパイプタバコは正しいやり方を知っていても、マスターするには回数をこなさないといけません。自分に合う銘柄やパイプを見つけながら上達していきましょう!
いつか「これだ!」と思える吸い方が見つかる日を楽しむのも良いのではないでしょうか。
パイプタバコの煙を肺に入れるコツを解説!
パイプタバコを正しく吸う方法はいかがでしたか?初心者の方はこの方法を練習して、自分だけのパイプタバコの吸い方をマスターしてみてください。
続いて紹介していくのは、パイプタバコの煙を肺に入れる肺喫煙の方法とコツです!
「煙を肺に入れる肺喫煙と普通の喫煙って何が違うの?」という方も中にはいらっしゃると思うので、煙を肺に入れる肺喫煙の方法をご紹介していきます!
煙を肺に入れる肺喫煙を解説
タバコ初心者の方はいきなり肺喫煙でタバコを吸うとむせ返ってしまうので、様子見しながらお試しください。
紙タバコを吸う方はほとんどこの吸い方をしていて、肺喫煙に対する口内喫煙は味わいが肺喫煙に比べて弱いのが一般的ですね。
口腔喫煙がジュースを飲むように口で煙を吸うイメージで、煙を肺に入れる肺喫煙は肺までじっくり煙を吸引するイメージです。
パイプタバコで肺喫煙をするコツ
パイプタバコに限らず、上手に肺喫煙をするコツは「軽く腹式呼吸をする」です。腹式呼吸は肩で呼吸せず、お腹を膨らませる意識で呼吸をすると上手に出来ます。
初心者の方でも腹式呼吸をしながら煙を肺に入れるイメージでゆっくりと煙を吸うと上手く肺喫煙が出来るので、是非試してみてください!
慣れない内は勢いよく吸い込むとむせるので、ゆっくり吸いこむと良いですね!パイプタバコで肺喫煙は無理なく楽しもう
想像してもらうと分かるように、煙を肺に入れる肺喫煙は口腔喫煙に比べても体に負担がかかりやすいタバコの吸い方です。
タバコ初心者の方や、パイプタバコを始めてたばかりの方は気を付けて行う必要があります。
しかし肺喫煙は、短時間で香りと味を楽しむことが出来る吸い方です。
ある程度パイプタバコに慣れてきたら煙を肺に入れる肺喫煙に挑戦して上級者になってみてはいかがでしょうか?
パイプタバコのお手入れの仕方を解説!
最後に解説するのは、パイプタバコのお手入れの仕方です。ここまでパイプタバコを実際に吸いながらご覧になった方は、このまま片付けもしてみてください。
例のようにパイプタバコをお手入れする方法を3ステップで解説していきます。パイプを長持ちさせるためにも日々のケアは欠かせないので、しっかりとお手入れはしていきます。
パイプが冷めたら、慎重にマウスピースを外してモールでお掃除します。
ボウルの内側のカーボンをリーマーで削り、カーボンの厚みを一定に維持します。
パイプについた埃や垢はふき取り、ケースにしまうか補完します。
このメンテナンスはパイプタバコを使用した後だけではなく、定期的にセルフメンテナンスをしておきましょう!
初心者でも分かるパイプタバコで肺に入れる吸い方まとめ
今回は初心者でも分かるパイプタバコの正しい吸い方と、煙を肺に入れる肺喫煙の方法を解説しました。
普段他のタバコを使っている方もパイプタバコを使ってみてホームズの気分を味わってみてはいかがでしょうか?
パイプタバコは初心者でも簡単に扱うことが出来る
煙を肺に入れる肺呼吸は短時間で香りと味を楽しむ方におすすめ
パイプタバコは他のタバコよりも味わい深く吸う事ができる
また、パイプタバコはその日の気分で種類を変えれらるのでお気に入りをコレクションする楽しみ方もいいでしょう。自分だけのパイプタバコの楽しみ方を発見してみてください!