映画やドラマではかっこいいタバコシーンが多く、憧れたこともあるのではないでしょうか。映画のタバコシーンに影響されてタバコを吸い始めた方もいるかと思います。
映画のタバコシーンは本物のタバコを実際に吸っているのでしょうか?結論から言うと、映画のタバコシーンは本物のタバコを使用する場合も偽物のタバコで表現する場合もあります。
本記事ではタバコシーンの表現方法や、タバコを吸うシーンが印象的な映画をジャンル別にご紹介していきます!
映画やドラマのタバコシーンは本物?
映画の中で、タバコは俳優のかっこよさを引き立てる名脇役と言ってもいいほど、タバコを吸うシーンには魅力的なものがたくさんあります。
しかし、タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれているため、俳優の健康状態に影響するのではないかと不安に思う方もいることでしょう。
実は、タバコシーンには本物のタバコを吸う場合もあれば、偽物のタバコを吸う場合もあります。本項では、タバコを吸わない俳優はどのような方法でタバコシーンを撮影しているのかについて解説していきます。
映画やドラマのタバコシーンは本物と偽物どちらの場合もある
タバコは誰でも吸えるものではないため、どれだけ優れた小道具であっても身体に害がある以上、全員が使いたいと思えるものではありません。
タバコを吸うことに抵抗がない俳優の場合は、よりリアルなタバコシーンを撮影するために本物のタバコを吸っています。
タバコを吸うことに抵抗感のある非喫煙者の俳優や未成年の俳優の場合は、偽物のタバコでタバコシーンを表現するため、無理して吸っている訳ではないようです。
タバコを吸えない俳優はハーブを使った偽物のタバコでタバコシーンを表現している
映画内では12歳の彼らがバカスカタバコを吸っている。大人ぶりたいこともあり、周りが皆吸っているから、というのもあり…
— Emmie Bead (@emmie_bead) May 28, 2021
当時の映画は規制もかなり緩かったが、監督が徹底していたため彼らが吸っているのはキャベツを乾燥させたらしい無害タバコ!#スタンドバイミー #スタンド・バイ・ミー pic.twitter.com/qLlBLMkogf
ドラマや映画の内容によっては、未成年がタバコを吸うシーンが必要となる場合があります。しかし、未成年がタバコを吸うのは良いことではありません。
1986年に公開された『スタンド・バイ・ミー』で当時は未成年のリバー・フェニックスや他の俳優がタバコを吸うシーンがありますが、実は偽物のタバコで表現されています。
偽物のタバコには、俳優の健康状態を配慮してニコチンやタールの含まれていないハーブタバコやカモミール茶葉、乾燥させたキャベツなどを使用するそうです。
映画のタバコシーンは制限され始めている
映画のタバコシーンは魅力的なものが多いため、タバコシーンに憧れた未成年がタバコを吸い始めるきっかけにもなっています。
そのため、映画の影響でタバコを吸い始める未成年を増やさないために、年齢制限を設定したり警告テロップを入れるなどの対策がとられている場合があるようです。
タバコシーンのある映画を制作することや観ることは悪いことではありませんが、観る側がタバコに手を出さないためには強い意志が必要です。タバコに影響されずに、映画そのものを楽しむことができればそれが一番です。
タバコシーンが印象的な映画:アクション編
本項からは、タバコシーンが印象的な映画をジャンル別にご紹介していきます。
まずご紹介していくジャンルはアクション映画です!観ていてスカッとするような爽快感や迫力のあるアクションシーンの多いアクション映画は、子どもから大人まで多くの方に愛されています。
大迫力なアクションシーンを演じる俳優はとてもかっこいいですが、タバコシーンもまた俳優の演じるキャラクターの魅力を引き立てています。今回はタバコシーンにフォーカスしてアクション映画をご紹介していくのでぜひご覧ください!
タバコシーンが印象的なアクション映画:ファイト・クラブ
この映画に登場するブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンは男性なら誰もが惚れるようなかっこよさで、ほとんどのシーンでタバコを咥えています。
吸ったタバコを灰皿で消さずに投げ捨てるタイラーは現実世界ではいい迷惑ですが、映画の中では最高にかっこいいシーンとなっています。映画に使用されていたタバコの銘柄はマールボロ・ミディアムです。
また、主人公を演じたエドワード・ノートン自身は非喫煙者でしたが、周囲に影響されてタバコを吸い始める役であったため役作りのために吸っていたそうです。
タバコシーンが印象的なアクション映画:シン・シティ
『シン・シティ』はフランク・ミラーのコミックが原作で、悪徳と欲望が交わる罪の街シン・シティを舞台に3つの物語が進む、ロバート・ロドリゲス監督の映画となっています。
この作品では原作のコマと映像を同じ構図にしているシーンがあるため、コミックをそのまま映像にしたかのような感覚に陥るのが大きな特徴となっています。
基本はコミックに合わせてモノクロで、たまにピンポイントでカラーになるのがとてもかっこよく、男が女性にタバコを勧めて火をつけ、女性の瞳がグリーンに染まるシーンはとても印象的なシーンの1つです。
タバコシーンが印象的なアクション映画:コンスタンティン
この映画はキアヌ・リーブスが主演を演じる、タバコの吸い過ぎで肺がんになった霊能力を持つ探偵が、天国と地獄のバランスを崩す悪魔の陰謀に立ち向かうDCコミックス原作のオカルト・アクション映画です。
彼はすぐにタバコを吸いたくなるようで、肺がんだと医者から言われてもタバコの本数を減らしません。机に上がってきたクモをコップに閉じ込め、その中にタバコの煙を入れ「俺の世界へようこそ」という決めゼリフを披露するシーンが彼のタバコへの執着を物語っています。
映画の中で彼が吸っているタバコの銘柄は「CHANG JANG」で、中華風パッケージの架空銘柄です。彼はタバコに殺されるのか悪魔に殺されるのかハラハラしながら観てください!
タバコシーンが印象的な映画:ギャング・マフィア編
続いてご紹介していくタバコシーンが印象的な映画のジャンルはギャングやマフィアが主役の映画です!タバコと聞いて思い浮かべるキャラクターはギャングやマフィアだという方は多いのではないでしょうか。
世間に背き、独自のルールや美意識を持って生きるギャングやマフィアの出る映画にとってタバコは欠かせない小道具の1つです。それではタバコシーンがかっこいいギャングやマフィアの映画をご紹介していくのでぜひご覧ください!
タバコシーンが印象的なギャング・マフィア映画:グラン・トリノ
クリント・イーストウッド演じる孤独で頑固な元軍人のウォルトが、ギャングにそそのかされ自身の愛車「グラン・トリノ」を盗もうとした隣人の少年たちと交流を深めていき、彼らの未来を守るために決断する物語です。
頑固で偏屈な性格によって周りから疎まれていたウォルトが、人の温かさによって静かに変わっていきます。そして、少年たちを救うためにタバコを片手にギャングと対峙するラストシーンは胸に迫ってくること間違いなしです。
映画監督としても偉大な業績を残すクリント・イーストウッドの監督作品でありながら、自身の俳優としての最後の作品となっています。
タバコシーンが印象的なギャング・マフィア映画:グッドフェローズ
ロバート・デ・ニーロは役作りのため、映画の主人公であるヘンリー・ヒル本人に何度も電話をかけ、自身が演じるジミーがどんなふうにタバコを吸ったかなど事細かにインタビューしたようだ。 #グッドフェローズ #トリビア pic.twitter.com/bG74IfZBR9
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) November 16, 2013
『グッドフェローズ』は実在する元マフィア、ヘンリー・ヒルをモデルとした映画で、幼いころから憧れていたマフィアの一員になったヘンリーの波瀾に満ちた半生を描いた犯罪ドラマとなっています。
まるでジェットコースターに乗っているかのように、とんでもない展開が次々と繰り広げられる感覚を味わえる作品です。
とにかくタバコを吸うシーンが多い映画となっていて、中でも目を惹かれるのはロバート・デ・ニーロの演じるジミーのただものでない雰囲気です。タバコを吸う時の絶妙な間や表情で、内心は何を考えているかわからない不穏なキャラクターを見事に演じています。
タバコシーンが印象的なギャング・マフィア映画:エル・マリアッチ
この映画は、メキシコの小さな町に流れてきたカルロス・ガラルドー演じるエル・マリアッチ(歌手)がギターケースを持った黒服姿であったことから殺し屋に間違えられ、ギャングの復讐劇に巻き込まれるという内容の作品です。
当時無名だったロバート・ロドリゲス監督が低予算で制作したにもかかわらず、そのあまりの面白さゆえにハリウッドに呼ばれ、アントニオ・バンデラス主演で続編『デスペラード』が制作されました。
ギャングのボスがタバコに火をつけるために手下のあごヒゲでマッチを擦ったり、逆に手下が復讐のためにボスのあごヒゲでマッチを擦って一服するシーンはインパクト大です。
タバコシーンが印象的な映画:西部劇編
次にご紹介していくタバコシーンが印象的な映画のジャンルは西部劇映画です!ギャングやマフィアと同じように、タバコで思い浮かべるキャラクターには馬にまたがり葉巻を吸うカウボーイやガンマンの姿を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
西部劇には酒やタバコが大好きな賞金稼ぎやアンチヒーローなどの危険な男達がたくさん登場し、ロマンを感じます。それではタバコシーンがかっこいい西部劇映画をご紹介していくのでぜひご覧ください!
タバコシーンが印象的な西部劇映画:ダンス・ウィズ・ウルブス
『ダンス・ウィズ・ウルブス』はケビン・コスナー演じる南北戦争でヤケになった危ない男のジョン・ダンバーが、新天地で心許せる人たちと出会い、生きがいを見つける物語です。
本作に登場する先住民族独特のタバコは神秘的で、ダンバーの気持ちを優しく包みます。危ない男にはタバコがよく似合うものです。
ダンバーは先住民族の2人と友情を育み、ラストシーンでは友情の深さに目頭が熱くなること間違いなし!彼らの絆の強さから理想の男の姿をみることができます。
タバコシーンが印象的な西部劇映画:荒野の用心棒
『荒野の用心棒』は当時無名だったセルジオ・レオーネ監督が、黒澤明監督の『用心棒』を非公式にリメイクしたマカロニ・ウエスタン(イタリア製西部劇)の先駆けとなった作品です。
先ほどご紹介した『グラン・トリノ』で主演を務めているクリント・イーストウッドが、この作品の主人公ジョーを演じています。
この作品でみせた葉巻を口にくわえたガンマン姿はレオーネ監督の案ですが、イーストウッドはタバコが嫌いだったので、このイメージが定着することを嫌っていたみたいです。
タバコシーンが印象的な西部劇映画:荒野のストレンジャー
イーストウッドほど咥え煙草が似合うオッサンはいない#WHOがなんか言ってるけどカッコいい喫煙シーン載せる pic.twitter.com/PaNCwE3rWO
— pasin (@pasinpasin) February 2, 2016
『荒野のストレンジャー』は、先ほどご紹介した『荒野の用心棒』のセルジオ・レオーネ監督に影響を受けたクリント・イーストウッドが主演・監督を務めるアメリカの西部劇です。
この作品は、クリント・イーストウッド演じる流れ者(ストレンジャー)が西部の街を訪れたことから起こるパニックを描いています。
タバコを嫌っていたイーストウッドですが、レオーネ監督の案である葉巻を口にくわえたガンマン姿をそのまま引き継いでいます。イーストウッドは高身長で顔も整っており、咥えタバコ姿がとてもかっこいいですね。
タバコシーンが印象的な:タフな女性編
続いてご紹介していくタバコシーンが印象的な映画のジャンルはタフな女性が主役の映画です。筋の通った生き方をする女性が登場する映画には、男性顔負けのかっこよさがありますよね!
信念を持って生きるタフな女性がタバコを吸う姿はかっこよさと美しさを兼ね備えています。それではタバコが印象的なタフな女性が主役の映画をご紹介していくのでぜひご覧ください!
タバコシーンが印象的なタフな女性が主役の映画:アトミック・ブロンド
『アトミック・ブロンド』は、ベルリンの壁崩壊が迫った1989年が舞台で、シャリーズ・シェロン演じる女スパイ、ローレン・ブロートンらが各国のスパイのリストを奪い合う内容となっています。
彼女はヘビースモーカーです。スパイという職業は常に誰かに狙われているためものすごいストレスがつきまとうので、タバコを吸っている時間が彼女にとって唯一心の休まる一時なのでしょう。
この作品はシャリーズ・シェロンのアクションが素晴らしく、激しい格闘で敵を倒した後にタバコの煙を吐き出すシーンはとてもかっこいいです!
タバコシーンが印象的なタフな女性が主役の映画:グロリア
『グロリア』はギャングから命を狙われた男の息子を預かることとなったグロリア(ジーナ・ローランズ)が、命をかけてその子を守り抜く物語となっています。
なりゆきとはいえ一度頼まれたことはやり遂げ、無口で行動力があり、2本の指をピシッと立ててタバコを吸う彼女の姿はとてもかっこいいです!
のちにシャロン・ストーン主演でリメイクされたり、リュック・ベッソン監督のアクション映画『レオン』に影響を与えるなど、名作として知られています。
タバコシーンが印象的な映画:邦画編
次にご紹介していくタバコシーンが印象的な映画のジャンルは日本人に馴染みの深い邦画です。洋画を観るよりも邦画の方が見慣れているという方もいるのではないでしょうか。
邦画の中にもタバコが印象的な映画がたくさんあります。今回はその中から3つの作品をご紹介していくので、タバコシーンが印象的な映画を観てみたい方はぜひ映画選びの参考にしてみてください!
タバコシーンが印象的な邦画:夏の終り
『夏の終り』は、瀬戸内寂聴の同名小説を映画化した作品で、ふたりの男の間を揺れ動く主人公、相澤知子(満島ひかり)の愛の彷徨を描いています。
この作品では登場人物のほとんどがタバコを吸っています。また、この映画ではタバコを「吸う」ではなく「呑む」と言っており、まさに呑むようにタバコを吸い、吐き出す姿は印象的です。
昭和30年代当時は、今ほどタバコに関して厳しくはないようで外でも家でも、道を歩きながらでもタバコを吸っており、この作品を観ていると当時の空気感を追体験しているような気持ちになれます。
タバコシーンが印象的な邦画:新幹線大爆破
『新幹線大爆破』は時速80キロ以下に減速されると爆発する爆弾を仕掛けられた新幹線で繰り広げられる、犯人と国家との攻防劇となっています。
スピードを落とせば爆発する新幹線という緊張感も相まって、最後まで目が離せない展開が続くこの作品では、高倉健演じる沖田哲男が言葉少なにタバコを吸う姿が印象的です。
特に冒頭の回想を挟むシーンでは、燃えつきかけたタバコで時間の経過を描くのと同時に、緊張感がにじみ出るヒリヒリするような場面となっており印象に残ります。
タバコシーンが印象的な邦画:マイ・ブロークン・マリコ
永野芽郁がタバコをふかす姿も 『マイ・ブロークン・マリコ』新場面写真公開#マイ・ブロークン・マリコ https://t.co/ueST0HvQxw pic.twitter.com/3XYRY6ALZ8
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) September 24, 2022
『マイ・ブロークン・マリコ』は永野芽郁が演じる主人公トモヨが、父親に虐待されていた親友のマリコの自殺を知り、父親の元から遺骨を奪ってマリコが行きたがっていた岬へと旅に出る物語です。
主演の永野芽郁さんは、自分のイメージとはかけ離れた主人公を演じるにあたって、役作りのためにニコチンやタールが入っていない美容タバコを吸って訓練し、数か月の喫煙生活を送っています。
そのおかげで、映画の中でも自然にタバコをふかすシーンを撮影できたそうです。本番のタバコシーンもニコチンやタールの含まれていないものが使用されています。
タバコシーンが印象的な映画:アニメ編
最後にご紹介していくタバコシーンが印象的な映画のジャンルは、子どもから大人まで多くの方に愛されているアニメの映画作品です!アニメにはタバコが印象的なキャラクターがたくさん登場します。
今回は多くの方に愛されているジブリ映画や、タバコを吸う姿が渋くてかっこいい次元大介が登場するルパン三世、大人気漫画のワンピースをご紹介していくのでぜひご覧ください!
タバコシーンが印象的なアニメ映画:風立ちぬ
風立ちぬは喫煙シーンが多すぎて日本禁煙学会から苦情が来たそうです。
— 意識高い系中島 (@Nakajima_IT_bot) August 27, 2021
ちなみに宮崎駿も喫煙者で、映画で堀越二郎が吸ってるタバコは宮崎駿が愛用しているCHERRYという銘柄です。#風立ちぬ #金曜ロードショー pic.twitter.com/4Hq9byh5oy
この作品は、実在した航空技術者である堀越二郎をモデルに堀辰雄の小説『風立ちぬ』から着想を得ているスタジオジブリの映画作品です。
この作品に登場する人物たちはタバコから手を離しません。時代背景は太平洋戦争の始めから終盤となっており、当時の人達の喫煙率がとても高いことが分かります。
宮崎駿監督自身もかなりのヘビースモーカーで、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーと「誰がこの中で一番長生きするか」と、ヘビースモーカー同士で賭けていたそうです。
タバコシーンが印象的なアニメ映画:ルパン三世
「ルパン三世」の登場人物である次元大介の吸っている #ポールモール (イギリス読みだと #ペルメル)
— ジョゼフィーヌ【女装パフォーマー】🇯🇵🏳️🌈🎤💃👗👠💄💋✨ (@josephine_1214) April 16, 2020
一昨年で廃盤になったらしい😢
400円と他のタバコに比べると安くて、洋モクって感じのしっかりとした味わいだった。
飲み屋で知り合ったアメリカ人の友達がよく吸ってたな~🚬💨#タバコ#pallmall pic.twitter.com/vZLlh2f6kp
『ルパン三世』は、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いている、モンキー・パンチ原作の漫画作品で数々の映画作品やアニメが制作されています。
喫煙シーンも多い『ルパン三世』ですが、その中でも一番タバコが似合っていて渋くてかっこいい人物は次元大介を思い浮かべるのではないでしょうか。
次元大介が吸っているタバコの銘柄はPALLMALLです!しかし、現在はマールボロを吸っている設定になっています。ちなみに銭形警部の吸うタバコの銘柄はSHINSEI、ルパンの吸うタバコの銘柄はジタンです。
タバコシーンが印象的なアニメ映画:ワンピース
(承前)サンジのタバコの銘柄に関して、Webからの拾い画像です。マルボロっぽいデザインに、「DEATH」という文字が読み取れます。ただ、手巻きタバコかと思うくらいクシャクシャのタバコを吸っていることもあり、イマイチはっきりとしません。 pic.twitter.com/WE5Uo45j
— 分煙 (@bunen2) January 24, 2013
『ワンピース』は、尾田栄一郎原作の大人気漫画で、アニメや数々の映画も多くの方に愛されています。『ONE PIECE FILM RED』は総動員人数1427万人を突破するほどの人気で、2023年8月にはNetflixでドラマ化されるため楽しみですね!
サンジの愛用しているタバコは「DEATH LIGHT」という銘柄で、イギリス製のタバコとして現存する銘柄です。ちなみに、日本では流通していません。
海外ではアニメのタバコシーンが問題視され、サンジのタバコはキャンディーに、常にタバコを咥えている海軍のスモーカーは口から煙を吐いているだけで、チェイサーという名前に代わっています。このことからタバコはキャラクターの個性を引き立てる大切な役割があることを実感しました。
タバコが印象的な映画のタバコシーンは本物か偽物かまとめ
- 映画やドラマのタバコシーンは本物・偽物のタバコのどちらのパターンもある
- タバコは映画やドラマのキャラクターの個性を引き立てている
- 近年映画やドラマのタバコシーンは問題視され減ってきている
本記事では映画やドラマのタバコシーンは本物なのか偽物なのかについての解説や、タバコシーンが印象的な映画をご紹介してきました。
映画やドラマのタバコシーンにはリアルさを求めて本物のタバコを吸う場合と、俳優の身体への影響を考えて偽物のタバコで表現する場合のどちらのパターンもあります。
タバコは映画に登場するキャラクターの個性を引き立てているとあらためて実感したので、問題視されて減ってきていることは寂しくも感じてしまいます。子どもが映画に影響されタバコを吸い始めることは良くありませんが、キャラクターの個性も大切にしてほしいものです。