普段からタバコを吸っている方で、咳に痰が絡むことがある方もいるのではないでしょうか?
そこまで頻繁に痰が絡むことがない場合、過度に心配する必要もないかもしれませんが、長期間に渡って咳に痰が絡む場合は気管支や肺に異常事態が起きている可能性もあります。
そこで今回は「タバコを吸うと痰が絡む咳が出る原因」を徹底解説しました!
記事の後半では、頻繁に席に痰が絡む場合の対処法もご紹介しているので、ぜひ最後までどうぞ!
そもそも痰ってどんなもの?痰の種類も解説!
タバコを吸う人の咳に痰が絡む原因を解説する前に、そもそも痰ってどんなものなのか?ということを解説していきたいと思います!
出てくる「痰の色」による違いも同時に解説してきますね!
そもそも痰ってどんなもの?
タバコを吸っている人の咳からよく出る痰ですが、そもそも痰とは「体内に入ってきた細菌や有害物質をからめとったもの」になります。
タバコを吸う人以外でも、風邪を引いたときなどに痰が出ることもありますよね?
それは気管支にある線毛という細かな毛が、体内に入ってきた風邪の細菌やウイルスをからめとり「痰」として体外に排出しているからなんです!
日常的にタバコを吸う人は、タバコの煙からさまざまな有害物質を体内に取り込むことになるため、よく咳に痰が絡む症状の原因となります。
痰にも「色」によって種類がある
体内に侵入する細菌・有害物質をからめとったものが「痰」ということを解説してきましたが、痰にも「色」による種類の違いがあります。
出てくる痰の種類をまとめたのが以下になります。
- 緑色・黄色の痰:白血球と細菌・ウイルスが混ざったもの
- 赤色の痰:痰に血液が混ざったもの
緑色・黄色の痰は、白血球と細菌が混ざり合って排出された痰になります。緑色・黄色の痰が出るからといってすぐに病気の心配をする必要はありませんが、あまりにも長期間続く場合や食欲がない、高熱が続くといった際は肺炎の疑いを持ったほうがいいかもしれません。
赤色の痰は、排出された痰に血液が混じっている痰になります。血が混ざった痰が出る主な理由は、上気道炎による場合が多いのですが、長期間血が混ざった痰が出る症状が続くのであれば、深刻な病気に疾患している可能性も考えられるので、一度病院にて受診した方がいいでしょう。
タバコを吸うと咳に痰が絡む原因は?
では、ここからは記事の本題となる「タバコを吸うと咳に痰が絡む原因」について解説してきます!
タバコを吸っている人の咳に痰が絡むは原因は、主に以下の2つの理由が考えられます。
- 気管支の汚れによる線毛の抜け落ち
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑い
それぞれを詳しく解説していきます!
咳に痰が絡む原因①:気管支の汚れによる線毛の抜け落ち
タバコを吸う人の咳に痰が絡む原因として、まず考えられるのが「気管支の汚れによる線毛の抜け落ち」です。
先ほども少し触れましたが、気管支には線毛という細かな毛があり、気管に入ってくる細菌や異物、有害物質をからめとってくれる働きを持っています。
ただ、気管支がタバコの煙や排気ガスによって炎症を起こすと、線毛が抜け落ちてしまい、肺の浄化機能が大きく低下してしまうことになります。
そうすると体内に入ってきた有害物質が気管支にたまることで、それを積極的に排出しようとするため、頻繁に咳に痰が絡む原因になってしまいます。
咳に痰が絡む原因②:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑い
次に咳に痰が絡む原因として考えられるのは、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑い」です。
先ほどの「気管支の汚れによる線毛の抜け落ち」と大きく関係するのですが、基本的には気管支の自浄作用によって、タバコの有害物質を線毛がからめとってくれるというお話をしました。
しかし、タバコの煙に含まれる有害物質のすべてを線毛がからめとることは難しく、どうしても肺にまでニコチンやタールなどの有害物質が侵⼊してしまいます。そういった状態が長期間続くことにより気管支や肺に深刻なダメージが残り、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」に罹患してしまうことになります。
そうすると風邪を引いている訳でもないのに、日常的に咳に痰が絡む症状の原因となります。長年タバコを吸っている方で、あまりにも長期間咳に痰が絡む症状が続く場合は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑いを持ったほうがいいのかもしれません。
タバコを吸っている人の咳に痰が絡むときの対処法
ここまでは、タバコを吸う人の咳に痰が絡む原因という話を解説してきました。
では次に、実際にタバコを吸っている方で、よく咳に痰が絡む場合はどういった対処法があるのか?というところまで解説していきます!
結論として、以下の4つの対処法が考えられます。
- 気管支の浄化作用を高める
- 内科医を受診する
- タバコをやめる
- タバコの代替品に変える
咳に痰が絡むときの対処法①:気管支の浄化作用を高める
咳によく痰が絡む原因として、気管支の線毛が傷ついているというお話をしたように、「気管支の浄化作用を高める」ことは効果のある対処法になります。
線毛は寒さと乾燥に弱いため、マフラーやマスクで保温・保湿をすることで気管支の浄化作用を高めることができます。また普段からうがい薬などでのどの洗浄と殺菌をしておくことも有効な対処法でしょう。
また、気管支の浄化作用を高めてくれるダスモックなどの漢方医薬品を服用することも効果的だとも思います。
咳に痰が絡むときの対処法②:内科医を受診する
あまりにも長期間咳に痰が絡む場合は、「内科医の受診」も考えた方がいいでしょう。
「咳に痰が絡む原因」でもお話したように、あまりにも長期間の痰が絡む症状が続く場合は「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の疑いも持たれます。
内科医で診察してもらえれば咳に痰が絡む詳しい原因も分かるでしょうし、服薬などの対処方法を示してもらえます。
長期間咳に痰が絡むことで悩んでいる方がいれば、ぜひ内科医を受診することも検討してみてくださいね。
咳に痰が絡むときの対処法③:タバコをやめる
最も効果的な咳に痰が絡むときの対処法は、「タバコをやめる」ことです。
タバコをやめることで体内に入る有害物質の量を大きく減らすことができますし、気管支の線毛を傷つけることもなくなるので、咳に痰が絡むことも減っていくでしょう。
もちろんタバコを簡単にやめられれば苦労はないのですが、やはりタバコよりも健康が最も大切なので、頻繁に咳に痰が絡む症状のある方はこの機会に禁煙することを検討してみてもいいでしょう。
咳に痰が絡むときの対処法④:タバコの代替品に変える
タバコをやめることが咳に痰が絡むときの最も効果的な対処法ですが、だからと言っていきなりタバコをやめるのも難しいですよね…。
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タバコを吸うと痰が絡む咳が出る原因まとめ
今回は「タバコを吸うと痰が絡む咳が出る原因は?あなたの気管支は大丈夫?」というテーマで記事をご紹介しました。
最後にもう一度記事の内容を振り返っておきましょう!
- 痰とは体内に入ってきた有害物質を排出したもの!色によって痰にも種類がある!
- タバコを吸う人の咳に痰が絡む原因は「気管支の汚れによる線毛の抜け落ち」と「慢性閉塞性肺疾患の疑い」が考えられる
- 咳に痰が絡むときの対処法は「気管支の浄化作用を高める」「内科医を受診する」「タバコをやめる」「タバコの代替品に変える」
記事でもご紹介しましたが、タバコを吸わない人でも風邪を引いたときは咳に痰が絡むことはあります。
なので咳に痰が絡むからといってそこまで過度に心配する必要はないかもしれませんが、あまりにも長期間痰が絡む症状が続くようであれば内科医の受診や禁煙なども考えた方がいいでしょう!