100円ライターの処分方法(捨て方)と正しいガス抜きのやり方

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100円ライターの正しい処分方法って考えた事ありますか?

気軽にコンビニなどで購入できる100円ライターですが、喫煙者であれば最後まで使い切ってしまう事も多いと思いますが、その後はどうやって廃棄すれば良いのか?

また、まだ中身の入っているライターの正しい処分方法、ガス抜きのやり方もご紹介していますので、ライターの処分にお困りの方は是非ご覧ください!

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100円ライターの扱いについて

100円ライター

100円ライターの処分に関して厳しくなったのには背景があります。

実は案外ライターの正しい処分方法って知られていないんですよ。

しかし、ライターはガスが含まれていて、どこでも引火する危険性があるので、100円だからと思わずにしっかりそれ以上の迷惑をかけないようにする心掛けが必要です。

誰でも手に入れられる100円ライター

100円ライターは日本全国のタバコ取扱店やスーパー、コンビニなど多くのお店で取り扱われています。

コンビニやタバコ専門店などでは児童への販売についてお店により対応していますが、日本全国となると全てで徹底されている訳ではありません。

また、大人が気軽に購入したライターは子供でも手に入れやすくなっています。

火災事故が増えている

子供が気軽に手にする事ができるので、子供の火遊びによる火災が年々増加傾向にあります。

環境省ではライターを使った火遊びが原因の火災防止を呼び掛ける為にライターの適切な処分方法などのリーフレットを作成して配布を行っています。

平成23年以降は安全対策を施されていないライターは販売できなくなり、その為にそれ以前のライターが大量に廃棄される事を想定したという訳です。

確かに最近の100円ライターはレバーが硬いものや、解除しなければ着火できないような作りになっていますね。

基本的な100円ライターの処分法

100円ライター

100円ライターの捨て方って案外知らないですよね。

喫煙者でも非喫煙者でもゴミ出しをしていれば必ずライターを捨てる機会もあるかと思いますが、その場合には注意しなければならない事がたくさんあります。

100円ライターの基本的な処分方法は以下のようになります。

100円ライターを使い切る・ガス抜きをする

100円ライターは基本的に中身を空の状態にしなければなりません。

100円ライターに入っている油は液化石油ガスなので、万が一中身入りのまま捨ててしまうと引火や爆発が起きる可能性があるので、ライターを処分する時は必ず中身を空にしましょう。

また、中身の入った古いライターをそのまま放置しておく事も非常に危険なので、使わないのであればきちんとした管理が必要になります。

水に浸けておく

100円ライターのガス抜きを行った場合は、自力で完全にガスを取り除く事は難しいので、少しでも残ってしまいます。

なので、ゴミとして出す場合にはその前に水に浸けておく心掛けは大切なんです。

もちろん少量のガスが残っているからといって発火する危険はほぼ無いに等しいのですが、夏の暑い日のゴミ出しなどでは若干の不安が残りますよね?

なので、安心してゴミ出しできるように普段からライターの処分はガス抜き後に水に浸けておくようにしましょう。

自治体指定のルールに沿ってごみに出す

100円ライターの処分は基本的には通常のゴミと一緒にせずに別の透明な袋に分かるように入れて出します。

自治体のゴミ出しルールは地域によって大きく異なり、ライターの扱いも変わってくる訳です。

また、ライターの分類も可燃ごみ・不燃ごみ・陶器/ガラス製・家庭ごみなど、地域により大きく異なります。

ライターのゴミ出しルールについてはお住まいの地域の収集日をしっかりと確認しておきましょう。

正しい100円ライターガス抜き方法は?

100円ライター

ガス抜きって具体的にどうやるのかご存知ですか?

常にライターを使う喫煙者の人は、大抵最後まで使い切る事が多そうですが、喫煙しない人はガスが減らず、かといって古いライターを放置しておく事も危険です。

ガス抜きの場所に注意

100円ライターの処分は基本的にガス抜きをしておく事が必要です。

ガス抜きの正しい方法を理解してきちんと安全にガス抜きを行いましょう。

まず、100円ライターのガス抜きを行う前提として、ガス抜きを行う場所に気を付けなければなりません。

基本的に屋内でガス抜きをしないように注意が必要で、少しだけだからと言って屋内でガス抜きを行った事が原因の事故は少なくないので、たった1つでもガス抜きを行うのであれば、周囲に引火の危険性の無い屋外で行うようにしましょう。

ガス抜きのやり方

100円ライターのガス抜き手順は以下の通りです。

【①】ライターのレバーを押し続ける

【②】「シュー」と聞こえれば抜けている(聞こえない場合は調整レバーを最大にしましょう。

【③】中のガスが全て出たら着火確認を行う

【④】火がつかなければガス抜き完了

あまりにも中身が多い場合は、ある程度使ってからガス抜きを行うか知人などにあげるようにしましょう。

また、ガス抜きは輪ゴムなどを使ってレバーを固定して行う事も可能です。

うまくガスが抜けない場合は?

ガス抜き作業を行ってもうまくガスを抜く事ができない場合は、役場の廃棄物担当課などに連絡すれば、地域によっては少量であれば捨てても良い場合や、市民地区センターや廃棄物対策課などに回収BOXが設置されている場合もあるので、無理をせずうまくできない時は連絡をするようにしましょう。

使い捨てライター回収BOXは様々なタイプのライターやチャッカマンなどを廃棄する事ができます。

一度に多くのライターを処分する場合や、ライターの取り扱いに不安のある場合は回収BOXを使うようにしましょう。

100円ライターの注意点

100円ライター

100円ライターは小さいけどうっかり捨ててしまうと実は想像以上に大きなトラブルが発生しやすいのです。

そうならない為にも100円ライターを処分する場合に行ってはいけない事を見ておきましょう。

そのまま捨てる

中身が入ったままゴミとして捨ててしまうと大きな火災になる場合があります。

ゴミ捨て場の状態や周囲のゴミ、収集車や集積所など一度捨てたライターはどこでも引火してしまう可能性があるんです!

また、中身入りのライターをそのまま焼却した場合でもガスに引火し、強力な爆発が起きてしまいます。

大変危険なので、面倒臭くても正しい処分方法を行いましょう。

暑い日や雨の日でも頑張っている作業員が自分のライターのせいで最悪命を落としかねませんので、そうならないようにライターの取り扱いだけはしっかりと行ってください。

分解してはいけない

100円ライターの処分方法に関して、インターネットでは「分解してプラと金属を分ける事が必要」と書かれている事があります。

しかし、ライターを個人で分解する事は非常に危険が伴い、そんな危険な事を自治体が推奨している訳ないですよね?

無理に分解しようとしても、割れてしまって液漏れをしたり、中にはいっているガスが外に放出されてしまうので、火花から引火する危険性を考えると行うべきではありません。

万が一処分に関して不明な点がある場合にはしっかりと自治体に相談するようにしましょう。

ライターは郵送できない

100円ライターを譲るなんて事あまり無いかもしれませんが、現在ではオークションやフリマサイトなどが普及しています。

本当にちょっとした物でも気軽に出店できるので、オマケだったり限定物だったりライターを詰め合わせで出店なんて考える人もいるでしょう。

ライターに入っている可燃性液化石油ガスはブタンガスが主成分となっています。

ブタンガスは日本郵便で「郵便物として差し出せないもの」にブタンガスが入っているので、ライターという記載が無かったとしても可燃性や燃料と書かれている場合は郵送する事ができないので、基本的に郵便だけでなく、飛行機や運送会社などでも自由にライターを郵送する事ができません。

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100円ライターの正しい処分方法は?ガス抜きのやり方は?まとめ

この記事の要点まとめ
  • ライターは思っている以上に危険である
  • ライターの処分に困ったら市役所に相談をする事
  • ライターを自分で分解する事は非常に危険
  • 捨ててしまった場合の危険を考える事が大切

100円ライターの安全なガス抜き方法や処分方法をご紹介しました。

ライターは誰でも扱う事ができる便利な道具ですが、その気軽さ故に軽視しがちなので、その危険性について把握しておく事で、少しでも意識を変える事が大切でしょう。

処分に関して不安な人は最寄りの回収BOXを探してみてはいかがでしょうか?

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