もらいタバコをする人の心理やその意味とは一体何でしょう?
喫煙者としてもらいタバコをする場合も、あげる場合もありますが、日常的にもらいタバコする人もいます。
お互いの認識の違いで大きな溝ができてしまう事もあるので、親しい間柄であれば特に気にならないですが、見知らぬ人や職場の上司となるとちょっと気を遣いますよね。
もらいタバコをする人に対しての上手な断り方をご紹介していきます。
もらいタバコをする人の理由とは?
年々日本では増税でタバコも値上がりを見せていて、毎日数本吸っている消耗品であり、月々の費用を考えると決して安いものではありません。
喫煙者は少しでもタバコを節約する為に、本数を減らしたり安いタバコに買い替えるなんて工夫をしていますが、そんな中でもらいタバコする人はどんな理由があって欲しがるのでしょうか?
もらいタバコを行う理由とその時あげる人はどんな気持ちでいるのか見ていきましょう。
もらいタバコをする理由
「ちょっとタバコ貰っていい?」喫煙者であればそんな場面に遭遇する事もありますが、気心知れた相手であれば構わないという気持ちもありますが、相手との距離によっては不快な気持ちになる事もあります。
もらいタバコする人はどんな理由で欲しがるのか?
もちろん人によってはどうしようもない場合もありますが、まずはその理由について見ていきましょう。
考えられる大体の理由は以下になります。
- ケチな人
- 周囲が吸っていて
- タバコを切らしていた
- 非喫煙者の興味
- 未成年で買えない
もらいタバコの理由も人によって「どう考えても買う気が無いパターン」と「申し訳なさそうにしているパターン」とでは大きく違ってきますよね?
まずはもらいタバコする人の理由を考える事で、その人の人間性が分かり上手な断り方を見つけやすくなりますよ。
もらいタバコされた人の気持ち
もらいタバコを実際にされた人はどんな気持ちであげているのでしょうか?
もらいタバコは相手によってはトラブルになりかねないので、もらいタバコを行う場合には相手の気持ちも考えて、喫煙者ならばきちんと自分のタバコを準備しておきましょう。
- 職場で毎日欲しがる人がいて神経がわからない
- 毎日吸う本数を決めているからあげたくない
- タバコをたまたま切らした友人なら気にならない
- 節約していると言って毎回欲しがる知人にはもうあげたくない
- タバコも安くないから1本以上吸われると嫌な気持ちになる
- 全く知らない人はちょっと断りづらい
普段から喫煙していて極稀に欲しがる人にタバコをあげるのは特に気になりませんが、毎日顔を合わせるたびに要求されるとやはり不満しかありません。
明らかに「ケチっているだけ」だと勘付いているけど、注意したら溝ができるという事態を想定して断れない人も少なくありません。
友人であれば色々な言いようもありますが、上司や先輩などの場合には上手な断り方も考えなければなりませんね。
「悪意の無い」もらいタバコの心理
相手の事を良く理解していて常識的な人間だと分かっている場合は、たまにタバコをあげるくらいは特に気になりません。
礼儀正しい人の場合には、お返しに後日タバコをくれたなんて話もあります。
また、そういった人は相手にもらう申し訳なさもある為に、それなりの理由をきちんと表示してくれる傾向にあります。
距離を縮めたいという心理
喫煙者という共通点から仲良くなるパターンは職場などでも多く、新しい環境などで知り合ったばかりの人と距離を縮めたいという心理からもらいタバコする人もいるんです。
コミュニケーションを取るのが難しい環境でもタバコは吸いたいし、できれば同じ喫煙者の人とは仲良くしておきたいですよね。
タバコをきっかけにすれば喫煙所でもおしゃべりしやすくなるので、もし身近にそんな人がいたら快く受け入れてあげましょう。
この人だったらもらっても大丈夫かな?という心理
この場合の認識はあくまでもそれなりに気心知れた相手という場合に限ります。
喫煙者であれば誰もが経験した事があるパターンではないでしょうか?
タバコが切れた時も仲の良い友人には頼みやすく、あげる側も特にそこまで気になりません。
ある程度の信頼関係が出来上がっているので、買うタイミングがあれば買うだろうし、目的が理解できているので気軽にやり取りできるケースです。
相手が無い時はあげるし、自分が無い時も頼みやすい、一番良い関係ですよね。
ちょっと吸ってみたい(違う銘柄を吸ってみたいなど)という心理
タバコを切らしている訳ではないけど、違う銘柄を吸ってみたいと感じる事は喫煙者なら誰しも経験があります。
特に最近では色々なフレーバーのタバコがあるので、喫煙者ならば試してみたいという気持ちは理解できます。
新発売のタバコに興味を示しているのも特にあげる事は躊躇う理由も無く、お互いの銘柄を交換するのも喫煙の楽しみ方です。
「少し困惑」もらいタバコの心理
もらいタバコをされる側としてはこちらのタイプは少し厄介かもしれません。
お店に行ってもタバコを買いもせずにタバコを欲しがる人や、図々しい人であれば尚更あげたくありませんよね?
誰でもいいから声かけたらくれるかもという心理
特に深く考えず、全く見知らぬ人物に街中で声をかける人もいます。
これは人による所が大きいですが、当然のように「ちょっと1本くれない?」なんて頼まれると自然に身構えてしまいますよね。
本当にタバコを切らしていて時間がないというやむ負えない理由のある場合に申し訳なさそうに頼んでくる人もいますが、この場合は特に不快にはなりません。
他人だからこそ頼みやすいと考える人もいますが、全く遠慮の無い感じで来られるとこちらも困惑しますね。
もらえたらお金が浮くという心理
明らかに信用ならない人物からの要求は何とも嫌な気持ちになります。
実はこの手の人案外多いんです!
「タバコにお金使いたくない」や「節約してるから」と言っておきながら、毎回タバコを催促してくるセコいパターン。
誰でも不快な気持ちになるし、断れない人だと知っていて頼んでいる場合もあり、断れずズルズルというケースもあります。
タバコくらいで文句言わないだろうという心理
これはかなり図々しいパターンですよね。
そこまでの間柄ではないのに「タバコもらったよ?」と言われるとちょっと嫌な気持ちになりますね。
後で言えばいいやという身勝手な判断をする人にはできればタバコをあげたくならないですよね。
しかし、そこまで傲慢な姿勢を見せる相手には遠回しに言っても察してくれない事が多いんですよね。
そんな事で喧嘩沙汰にもなりたくないですが、マナー違反である事は確かです。
もらいタバコの上手な断り方
理由や間柄によって断りにくいもらいタバコですが、あげる側は負担になる場合もあるという事を把握して欲しいですね。
しかしタバコをあげる側にも断る権利はあるので、何も遠慮する必要はありません!
断れない性格の人も上手に断れるようになる為にはどうしたら良いのでしょうか?
切れている・禁煙中などの嘘をつく
タバコを欲しがる人との距離によっては拒否感を示す事に抵抗がある場合もありますが、そういった場面で断りにくいのであれば「今自分も切れていて…」または「今禁煙中なんですよね」という理由があれば相手も追及してくる事はないでしょうし、禁煙中と言われたら手の打ちようもありません。
断れない性格の人や相手が上司だったりした場合にもこの手は有効な方法ではないでしょうか?
もちろんこの手段を使えばその場で喫煙する事はできませんが、断れなくて困っている人は一度この手を使ってみましょう!
金欠を理由にする
顔を合わせるたびにタバコを催促してくる人やセコイ人に対して前もって会話の流れで「金欠なんですよね…タバコ高いですよね~」なんて言ってみるのもいい手段だと思います。
もしその流れにもっていけなかったとしても「今金欠で今日これだけなんですよ~」なんて口調で言ってしまえば、常識的な人であればちょうだいなんて言えないので、その方法でやり過ごす事も可能になります。
自虐的な理由であれば、あげられないという意思表示をやんわり伝えられるので、強く言えない人にもオススメです。
一緒に買いに行く
逆に誘ってみるなんて方法もおすすめの回避方法です。
ちょうだいと言われたら「自分も切らしてるんで買いに行きません?」と言ってみましょう。
そうすれば、普通の人であれば一緒に買いに行く流れに持って行けるはずです。
「買いに行けないから頼んでるのに…」と言う人も中にはいますが、よかったら買ってきますよ?と、あくまで買わせる姿勢を貫くように心がけましょう。
逆にタバコに困ってないけど、明らかにセコいと感じている相手に対しては敢えて「買ってきましょうか?」と強気の姿勢を見せる事ができれば、次回から催促が止まるかもしれませんよ?
はっきりと断ってしまう
あげる側にだって断る権利があるのです。
もちろん間柄にもよりますが、買う姿勢を全く見せずに毎日タバコを欲しがる人がいたら、ハッキリ断ってしまいましょう。
この方法はあくまで最終手段となりますが、毎日顔を合わせる事にもウンザリするような状態ではこちらもストレスにしかなりません。
「多少の溝が出来ようがこんな状況はもう嫌だ!」と感じている人、上記の断り方が通用しない程の大物なら実践した方が気持ち良いですよ。
例えばお酒の席などでのタバコは1本に留まらないので「飲む時くらいは自分で買って来たら?」とハッキリ言ってしまえば心のつっかえもスッとするでしょうし、そこまでハッキリ言われてしまっては強く言い返す事もできません。
もらいタバコをする人こそが「もらう意味」を考えるべき
もらいタバコは気軽なようでお互いの信頼関係が大切なんです。
せっかく気持ち良くあげた所で再度の要求はちょっと気が咎めますよね?
くれる側の気遣いもそれでは意味がありません。
なので、無理な要求や再々欲しがったりすれば、その人間性を疑い大きな溝を生んでしまう事だってあります。
仲の良い間柄でもよほどの理由と相手の理解がなければ、もらいタバコは1本までと考えておくようにしましょう。
もらいタバコはほどほどに
もらいタバコは喫煙ルールではなく、その人のモラルの問題となります。
タバコを吸いたい気持ちは理解できますが、たまのお願いならまだしも「無くなったら頼めばいいや」という姿勢で頼む事はやめるようにしましょう。
タバコは安いものではなく、タバコ1本くらいという認識は今の値段では通用しないと考えておいた方が良いでしょう。
きちんとした意思表示を!
タバコを断るにも勇気がいりますが、何よりあげる側は何も遠慮する事がないので、何も恐れる事はないのです。
頼む人だって吸いたいけど断られれば無理も言えないし、そもそも毎回頼む人はそんな事を考えているかすら皆無ですが…。
理由があってあげたくない場合やこの人にはあげたくないと思うような相手なら尚更気にする事はありません。
もらいタバコする人の心理は?上司や先輩にも使える上手な断り方まとめ
- 断る意思表示は大切
- タバコのやり取りも信頼関係が重要
- あげる側が遠慮する必要は無い!
もらいタバコする人の理由や心理、上司などにも使える上手な断り方をご紹介しました。
もらいタバコする人の考えてる事で大きく対応も異なってくるので、相手との距離感や人間性を踏まえた適切な対応を考えなければなりません。
タバコ1本といえど、あげる人の気持ちがなければ貰えないのですから、たかが1本と思わず感謝を示すように心がける事が大切ですよ。
せっかくの1日の喫煙時間なのですから、気持ちよく過ごしたいものです。
喫煙ルールをきちんと守りお互いが気持ちよい時間を過ごす為にも、常識的な範囲で行動し、きちんと自分のタバコを準備しましょう。