ジッポライターは世界的に人気の高いオイルライターです。
特に男性にはかっこいいアイテムとして昔から憧れのライターですよね?
今回はジッポライターの詳しいメンテナンス方法についてご紹介していきます。
オイルの入れ方や石の変え方、正しいクリーニング法などジッポライターの取り扱い方について詳しくまとめているので、ご参考にして下さい!
ジッポライターについて
ジッポライターは全世界で普及している定番のオイルライターです。
ジッポライターはオイルを燃料として使用しますが、その仕組みはどうなっているのか見ていきましょう。
ジッポライターの始まり
ジッポライターは世界的に普及率の高いオイルライターで様々な種類が登場しています。
丈夫で風にも強いジッポライターには保証もついていて、デザイン性にも優れていて人気のライターなんです。
第二次世界大戦中のアメリカ軍が戦時中どこでも点火できる道具が欲しいという理由や燃料の入手のしやすさなどからジッポライターが活用されました。
当時は兵士同士ジッポライターを取り合う程人気があったと言われています。
確かにジッポライターはアメリカの印象が強い気がしますね?
ジッポライターの仕組み
ジッポライターは綿部分に着火させる為に燃料となるオイルを染み込ませます。
芯まで染み込んだらホイールを回転させて発火石で摩擦を起こし火花を発生させる事によって、オイルが染み込んだ綿は気化しているので着火するという仕組みです。
フリントと呼ばれる発火石は摩擦によって着火させるので、使用頻度により定期的な交換を行う必要があります。
ジッポライターの石(フリント)について
ジッポライターにとってフリントは無くてはならないパーツです。
フリントが無ければ着火する事ができないので、フリントに関しての知識を学んでおきましょう。
石(フリント)はどこで買える?
フリントと呼ばれる発火石はどこで購入する事ができるのでしょうか?
ジッポライターの取り扱いのあるお店であれば購入する事が可能ですが、近頃はホームセンターなどでもジッポライターを販売している事が多く、インターネット通販などでも販売されていて、比較的入手しやすくなっているようです。
フリントの種類はジッポライターであればどのタイプでも共通して利用できるので、非常に便利になっています!
石(フリント)の純正と代用品には注意
フリントは比較的どこでも購入する事が可能ですが、純正のフリントと代用品が販売しています。
代用品については純正のフリントと同じように使う事ができますが、あくまで代用品であって消耗期間が短くなっているんです。
なので、長く使う為には純正のフリントを使うようにして、代用品は急に着火しなくなった場合の予備として備えておくと良いですね。
特に長く愛用している人はフリントの交換時期が想像できますが、ジッポライターを始めたばかりの人は純正のフリントを購入するようにしましょう。
石(フリント)の交換時期は?
ジッポライターで重要となってくるフリントですが、大体の目安として毎日使用するのであれば1ヵ月は使用できると言われています。
しかし、ジッポライターにもそれぞれ特徴があり、使用方法によっても変え時は異なってくるのです。
基本的には着火時にフリントが重く感じた時や火花のつき方がバラついていたり、火花自体が出ないといった場合にフリントを確認してみましょう。
新品のフリントは約5mmの長さですが、その半分以下の2mm程度になったら変え時と考えると良いです。
ジッポオイルの注入方法について
ジッポライターのオイルの注入方法についてご説明します。
ジッポライターの燃料はジッポ専用オイルが必要になるので、準備しておきましょう。
ジッポオイルの注入のやり方
オイルの注入の流れを細かく説明していきます。
- オイル管の注入口をドライバーなどを使い立ち上げます。
- ライターの本体から中身のインサイドユニットをゆっくり取り出します。
- インサイドユニットの底にフェルトがあるので、半分くらいまで持ち上げましょう。
- 持ち上げた奥に綿があるので、注入口を当ててゆっくりと染み込ませていきます。
- ゆっくり注入していって綿から染み出したら満タンになったという事なので止めます。
- フェルトパッドを戻し、インサイドユニットも戻していきます。
- 本体にオイルがついていないかしっかりと確認すれば完了です。
- 使用後のオイルの注入口を戻しておきましょう。
ジッポオイルの注入頻度の目安は?
ジッポライターは通常であれば約2~4週間ごとのオイル注入が必要になります。
タバコなどで使用頻度の高い場合は1週間ごとにオイルを補充する事が必要です。
使用方法によって大きく異なるので、ジッポライターを使用してみて火力が弱まってきたら注入するようにすれば間違いありません。
ジッポオイル注入の注意点
オイルを注入する場合に気を付ける事は、まずはゆっくり染み込ませるように注入していく事が大切です。
急いで注入してしまうと吸収しきれずにオイル漏れとなってしまうので気を付けましょう。
また、フェルトパッドはオイル止めとしての役割を果たしているので、直接染み込ませないようにしてください。
手についてしまった場合はしっかりと洗い流し、本体にもオイルがついていないか注意しなければなりません。
ジッポライターのメンテナンス方法
具体的なジッポライターのメンテナンス方法についてご紹介していきます。
オイルの注入方法やフリントの変え方、クリーニングのやり方など正しく安全に行えるようにしておきましょう。
石(フリント)の変え方
では、フリントの交換方法について説明していきます。
- ライターの本体から中身のインサイドユニットをゆっくり取り出します。
- インサイドユニットの底にある小さなネジをドライバーなどを使ってゆっくり回します。
- フリントスプリングと呼ばれる長い部品が出てくるので、フリントスプリングが入っていた管(チューブ)に古くなったフリントが入っているので、チューブから取り出します。
- 新しいフリントを挿入していきます。
- フリントスプリングなどの部品をチューブに差し込んで、ネジをしっかりと閉めます。
- インサイドユニットを本体の中に戻せば完了です。
芯の交換方法
着火する為に必要な芯の交換方法をご説明していきます。
- ライターの本体から中身のインサイドユニットをゆっくり取り出します。
- マイナスドライバーを使って、インサイドユニットの底にあるネジを緩めていきます。
- インサイドユニットの中にあるフェルトや綿など全部取り出します。
- 古くて短くなった芯を取り出す。
- 新しい芯を防風ガードの上部から入れていきます。
- 芯の先端部分をインサイドユニットの内部からピンセットで引っ張り、防風ガード高さの少し下くらいに調節します。
- インサイドユニットから取り出した綿を芯と絡まるようにしっかりとほぐしながら戻します。
- その他のフリントなどのパーツを元通りにして完了です。
※フリントは非常に小さいので紛失しないように気を付けましょう。
ジッポライターのクリーニング方法
ジッポライターは直接オイルを使い着火するので、マメなクリーニングが必要です。
正しいクリーニング方法でいつまでも使えるようにしましょう。
- ライターの本体から中身のインサイドユニットをゆっくり取り出します。
- 綿や綿棒など拭き取るものにzippo専用オイルをつけて、インサイドユニットが入っているケースを丁寧に拭いていきます。
- インサイドユニットの表面を布などで拭いていきます。
- 防風ガード内部や芯の辺りなどの細かい所は綿棒を使い拭いていきます。
- 拭いたオイルが完全に蒸発するまでしばらくそのままの状態で置いておきます。
- しばらく放置して蒸発すれば元に戻して完了です。
ジッポライターのメンテナンスは?石の変え方やオイルの入れ方などのまとめ
- ジッポライターの石は小さいので無くさないように注意が必要
- 石の代用品はあくまで予備石として使う
- オイル注入時のオイル付着に気を付ける事
- クリーニングはオイルを使用する事
ジッポライターのメンテナンスについてご紹介しました。
オイルの入れ方や石の変え方、その目安などずっと使えるジッポライターを安全に取り扱う為にも、しっかりと覚えておきましょう。
直接オイルを注入するのは、初心者であればなかなかハードルが高く感じますが、適切な方法さえ学んでおけば、安心してジッポライターを便利に使えます。
これからも趣味として始める人にもジッポライターはとても便利で役立つアイテムなので、興味のある人は使ってみましょう!