加熱式タバコデバイスglo(グロー)対応銘柄のKENT(ケント)がリニューアル販売されたことで、値段やリニューアルの内容が気になっている方も多いのではないでしょうか。
グローのケント銘柄は10月15日(火)から480円(税込)に値上げされ、新テクノロジーの採用やパッケージ・スティックデザインの進化など、様々な点が変更されています。
この記事では、グローのケント銘柄のリニューアル内容と、現行銘柄5種類の値段や味の特徴をご紹介していくので、グローユーザーの方もぜひ参考にしてみてください。
glo(グロー)のKENT(ケント)銘柄が10月15日より実質値上げに
glo(グロー)で吸えるKENT(ケント)銘柄は10月15日(火)からリニューアル販売を実施し、1箱の値段が480円(税込)に変更されています。
今回のリニューアル販売に伴い販売終了が決定したケント銘柄も存在しており、リニューアル内容も含めて注目すべきポイントが盛り沢山となっています。
まずは、グローのケント銘柄の値上げ額や販売終了する銘柄の種類を解説していくので、基本情報としてぜひチェックしてみてください。
リニューアルに伴い値段が450円⇒480円に変更
繰り返しになりますが、グロー対応銘柄のケントシリーズは10月15日(火)のリニューアル販売に伴い、1箱450円から480円(税込)へと値上げされました。
後述する新テクノロジーの採用とパッケージ・スティックのデザイン変更が主なリニューアル内容で、味わいに関しては旧モデルの魅力がしっかりと継承されています。
記念用などに旧パッケージデザインのケント銘柄を購入したい方は、お近くのコンビニやタバコ専門店などで在庫状況を確認してみてください。
一部の種類は販売終了となる
グローのケント銘柄は今回のリニューアル販売に伴い、一部の種類の販売終了が決定しています。
今回販売終了となる銘柄は「ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・クリア」「ケント・ネオスティック・トゥルー・リッチ・グリーン」の2種類です。
すでに入荷が止まっており在庫のみの販売となっている銘柄もあるため、上記のタバコを愛用していた方はお早めに近くの販売店をチェックしてみてください。
リニューアルされたglo(グロー)KENT(ケント)銘柄の変更点
glo(グロー)のKENT(ケント)銘柄が値上げされたことを解説しましたが、具体的なリニューアル内容も気になるところです。
ケント銘柄は今回のリニューアルに伴い、デバイスにタバコ葉が残留することを防ぐ新テクノロジーが採用され、パッケージ・スティックはモダンなデザインに変更されました。
ここからは、リニューアルされたケント銘柄の変更点を詳しくお伝えしていくので、旧モデルのケントを愛用していた方もぜひチェックしてみてください。
①「StickSealテクノロジー」の搭載
グローで吸えるケント銘柄は、リニューアル販売に伴って「StickSealテクノロジー」が新たに搭載されました。
StickSealテクノロジーは、タバコスティックの先端をシールで密封することにより、デバイス内にタバコ葉が残ってしまうことを防ぐシステムです。
タバコ葉の残留を防ぐことでデバイスの掃除が不要になり、清潔な状態を維持しながら喫煙時間を楽しめる銘柄へと進化しています。
②パッケージ・スティックのデザイン変更
ケント銘柄のリニューアル販売に伴い、パッケージとタバコスティックのデザインも変更されています。
パッケージは歴代ケント銘柄の配色を継承しつつもモダンな印象へと洗練され、リニューアルされたことが一目で伝わるデザインに仕上がっています。
スティックに印字されるロゴのデザインも変更されているため、これまでのケント銘柄を愛用していたユーザーも、より新鮮な気持ちで喫煙を楽しめるでしょう。
リニューアルされたKENT(ケント)銘柄5種類の値段・味わい
KENT(ケント)銘柄のリニューアル内容に続いて、引き続き販売予定となる5種類の値段と味わいをチェックしていきましょう。
ケントの一部銘柄は終了となりますが、レギュラー・メンソール・フレーバーメンソールといった王道のラインナップについては今後も変わる予定はありません。
ここからは、リニューアルされたケント銘柄5種類の値段・味わいの情報をご紹介していくので、これからglo(グロー)シリーズを始めてみたい方もぜひ参考にしてみてください。
①ケント・トゥルー・リッチ・タバコ
「ケント・トゥルー・リッチ・タバコ」は、濃厚な吸いごたえが楽しめる人気のレギュラー銘柄です。
本作は2024年7月にリニューアル版が販売されており、上質なタバコ葉をブレンドすることで雑味の少ない贅沢な喫味を実現しています。
紙巻きタバコを思わせるしっかりとしたキック感も魅力的なので、レギュラー派の方はぜひ本作から手に取ってみてください。
「ケント・トゥルー・リッチ・タバコ」の値段
名称 | ケント・トゥルー・リッチ・タバコ |
---|---|
値段(税込) | 480円 |
入数 | 20本 |
②ケント・トゥルー・タバコ
「ケント・トゥルー・タバコ」は、シリーズ初期から登場しているマイルドな吸いごたえのレギュラー銘柄です。
前述の「ケント・トゥルー・リッチ・タバコ」に比べると口当たりは軽めで、レギュラー銘柄でありながらメンソールのニュアンスも感じられます。
喫煙時のインパクトが控えめであっさりとした喫味を楽しめるため、強すぎるタバコが苦手な初心者の方にも向いているでしょう。
「ケント・トゥルー・タバコ」の値段
名称 | ケント・トゥルー・タバコ |
---|---|
値段(税込) | 480円 |
入数 | 20本 |
③ケント・トゥルー・リッチ・メンソール
「ケント・トゥルー・リッチ・メンソール」は、強烈な冷涼感を体験できる吸いごたえの強いメンソール銘柄です。
本作はタバコカプセルを搭載していない銘柄でありながらも、喫煙した瞬間に口内が凍えるようなメンソールの強刺激を体感できます。
刺激と苦みが強めのメンソール銘柄で、初心者には強すぎる可能性もありますが、メンソールのインパクト重視の方はぜひ試してみてください。
「ケント・トゥルー・リッチ・メンソール」の値段
名称 | ケント・トゥルー・リッチ・メンソール |
---|---|
値段(税込) | 480円 |
入数 | 20本 |
④ケント・トゥルー・メンソール
「ケント・トゥルー・メンソール」は、ストレートなミントの味わいが楽しめる、爽快感に特化したメンソール銘柄です。
グローシリーズのメンソールに共通する強めの清涼感を特徴としており、雑味のないスッキリ感で気分をリフレッシュしたい時に最適です。
前述の「ケント・トゥルー・リッチ・メンソール」よりもビリビリするような刺激は控えめなので、シンプルな喫味を求めている方にも向いているでしょう。
「ケント・トゥルー・メンソール」の値段
名称 | ケント・トゥルー・メンソール |
---|---|
値段(税込) | 480円 |
入数 | 20本 |
⑤ケント・トゥルー・ベリー・ブースト
「ケント・トゥルー・ベリー・ブースト」は、シリーズで唯一となるベリーフレーバーを楽しめるカプセル入りタバコです。
本作は喫煙しながらカプセルを噛むことでベリーの甘く芳醇なフレーバーが広がるため、口当たりもマイルドで吸いやすいタバコに仕上がっています。
メンソールの刺激を和らげながらフルーティな味わいを楽しめるので、カプセル入りメンソールタバコ初心者の方もぜひ手に取ってみてください。
「ケント・トゥルー・ベリー・ブースト」の値段
名称 | ケント・トゥルー・ベリー・ブースト |
---|---|
値段(税込) | 480円 |
入数 | 20本 |
加熱式タバコを含むたばこ税はなぜ増税され続けるのか?
glo(グロー)のKENT(ケント)銘柄5種類の値段が変更されることを解説しましたが「そもそもなぜタバコの値上げが続くのか」と納得できない方も多いはずです。
加熱式タバコを含むたばこ税は、国や自治体を支える貴重な財源であることに加えて、嗜好品であることから増税しやすい点がタバコの値上げが続く主な理由と言えます。
ここからは、加熱式タバコなどの値上げが続く理由を4つのポイントに分けて解説していくので、増税の理由が知りたい方もぜひ目を通してみてください。
①国の貴重な財源になっている
加熱式タバコなどのたばこ税が増税される大きな理由として、国や自治体の貴重な財源になっていることが挙げられます。
年間に徴収されるたばこ税は2兆円を超えており、医療・教育・道路整備といった公共サービスを支える上で欠かせない財源となっています。
特に少子高齢化の影響で社会保障費なども増大していることから、加熱式タバコを含むたばこ税収は、国の予算を支える上でも必要不可欠な存在と言えるでしょう。
②税収を確保するため
加熱式タバコを含むたばこ税の増税が続く理由として、喫煙者の数が減少傾向にあることも挙げられます。
若い世代のタバコ離れが進んだことで紙巻きタバコの消費量も減少しているため、市場が拡大している加熱式タバコを増税の対象にすることで税収を確保する必要があります。
しかし、タバコの値上げによってさらにユーザー離れが進んでいくため「タバコの値段が上がるにつれて増税額も増さなければならない」という悪循環に陥っているとも言い換えられるでしょう。
③他の税金よりも増税しやすい
たばこ税は、消費税や所得税といった他の種類の税金と比べて増税しやすい点も、タバコの値段が上がり続ける理由と言えます。
タバコは必需品ではなく嗜好品であるため、増税に対して一部ユーザーの反発はあるものの、非喫煙者の方が多いことから社会的な反発が少ない種類の税金とも言えるでしょう。
タバコユーザーが減っているということは「反発の声が小さくなっている」とも言い換えられるため、たばこ税増税は国や自治体にとって「手っ取り早く税収できる手段」でもあります。
④健康を守るためタバコの消費を抑えたい
タバコには依存性や発がん性といった健康リスクがあり、健康被害のリスクが高い喫煙者が、より多くの税金を払うことは当然のこととも言えます。
特に少子高齢化による医療費の高騰は大きな社会問題となっており、たばこ税を増税してタバコの値段を上げることで消費量を抑え、将来的な医療費の削減に繋げる狙いもあります。
たばこ税増税の背景に、医療費の削減と国民の健康を守るという狙いもあることから、医療費の問題が続く以上は今後もタバコの値上げが続いていくと考えられるでしょう。
加熱式タバコを含むタバコ税の今後の増税予定
政府は、日本の防衛費増額の財源を確保する目的から、2025年以降に加熱式タバコの税率を紙巻きタバコと同じ水準へ引き上げる方針です。
今後のたばこ税増税によって税負担の公平性を確保しつつ、前述しているように、値上げによって日本人の喫煙率を下げる狙いもあることが分かっています。
将来的に加熱式タバコなどの値上げが続いていくことを踏まえて、ご自身にとって最適な喫煙習慣を改めて考えてみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
glo(グロー)のKENT(ケント)銘柄5種類のリニューアル値上げ後の値段まとめ
この記事では、glo(グロー)のKENT(ケント)銘柄のリニューアルに伴う値上げ後の値段と、リニューアル内容やたばこ税増税が続く理由を詳しく解説しました。
グローのケント銘柄はリニューアルに伴い480円(税込)へと値上げされ、タバコスティックの新テクノロジーや新たなパッケージデザインが採用されています。
一部の銘柄は販売終了となりますが、ケント銘柄5種類は引き続き購入できるので、興味のある方はぜひお近くのタバコ販売店をチェックしてみてください。