アイコスは新型になるほど機器の内部も繊細になってきていますが、新しいがゆえに些細な不具合が故障の原因になってしまう事もあります。
事実、IQOS愛用者の頭を悩ませるのが、加熱ブレードの折れによる故障ではないでしょうか?
そこでこの記事ではアイコス3のもちを良くするために、加熱ブレードの掃除方法や頻度、故障を避ける道具の選び方について紹介していきます。
目次からササッとチェック
アイコス3の加熱ブレードの掃除は折れやすいので注意

アイコス3の加熱ブレードの折れの原因は、掃除をしている時が一番多いんです。
だったら頻度を極力抑えれば良いのでは?と思う人もいるかもしれませんが、掃除をしなければしないでタバコの葉がたまり、葉詰まりが原因の故障も心配されます。
そもそもどうして加熱ブレードは折れやすい構造なのでしょうか?
次の項目で原因を詳しく見ていきましょう。
加熱ブレードが折れやすい原因
加熱ブレードが折れやすい原因は、ヒートスティックを差し込む頻度とヒートスティックの偏りが関係しています。
これはアイコス2.4+やアイコス3マルチにも共通の症状で、何度もヒートスティックを差し込む過程で、受け皿になっている部分にかかる負担が増していきます。
さらにヒートスティックの種類によっては、微妙に葉の詰まり方に偏りがあり、スムーズに挿入できないスティックを無理やり挿し込もうとすることも、加熱ブレードの消耗につながってしまうのです。
加熱ブレードを長持ちさせるための注意点
加熱ブレードを長持ちさせるためには、スティックを挿入する時の動作を毎回意識することが大切です。
スティックの良し悪しで加熱ブレードの寿命を縮めないために、挿入前にたばこを揉み、葉が固まる部分がない状態で挿し込むようにてください。
またホルダー内に葉が残らないように、1本吸うごとに本体を逆さまにしてトントンと葉を落とす癖をつけておくと、葉詰まりを防ぐことができます。
以上のような普段の癖づけを意識した上で、加熱ブレードの折れを防ぐ掃除について次の章では紹介していきます。
アイコス3の掃除方法について

加熱ブレードを折らないためには、掃除方法を正しい手順で理解する事が大切です。
この章では、アイコス3の掃除の手順について紹介しますので、まだお手入れをしたことない人や、きちんとした掃除のやり方がわからない人はご参照ください。
アイコス3の掃除の手順
さっそく、掃除方法の手順を上から順番に見ていきましょう。
- ホルダー内の熱が下がったタイミングで、ホルダーのキャップを外す(ティッシュも用意)
- フォルダーを指先でトントンと叩いて、残っていたタバコの葉を落とす
- クリーニングツールを用意
- ブラシをホルダーの奥まで組み込む
- 奥まで差し込んだブラシを一方方向にゆっくりと回転させる(ここがポイント!)
- さらに出てきた葉をトントンと落とす
- クリーニングスティックでホルダー内を拭き取る(もう一つのポイント)
- キャップ内部もクリーニングスティックでキレイにしておく(忘れがち)
- 元の状態に戻して終了
以上が基本的な掃除方法となります。
アイコス3の掃除方法のポイント
上記の手順を見てわかる通り、ポイントがいくつかあったかと思いますので、次項ではポイントに沿って大切な部分を1つ1つ解説していきます。
掃除方法がイマイチ理解できていない方は、以下の重要な部分もしっかりと把握しておこう!
ポイント①:掃除キットのブラシは必ず一方方向にゆっくり回す
まずは、掃除キットのブラシは必ず一方方向にゆっくり回すということ。実はこの過程で、逆回転をしながらブラシを左右に回したり、早いスピードで動かすことで折れてしまうことが多いのです。心当たりのある人もいると思うので気を付けましょう。
ポイント②:掃除を行う時には身の回りの整理整頓を行う
2つ目のポイントは、掃除を行う時には身の回りの整理整頓を行うということ。その理由としては、掃除には分解作業が必要で繊細な機器の内部を机の上に置いておく事が大切だからです。二次災害的に加熱ブレードを傷つけてしまわないようにするためにも、周囲の状況には念を入れて気をつける事が大切です。どれだけの葉が除去できたかを把握するためにも、ゴミ箱の上で作業を行うより、ティッシュの上に葉を落としていくことがおすすめ!
ポイント③:純正の掃除キットを使って掃除する
3つ目のポイントは、純正の掃除キットを使って掃除をするということ。これについては次の章で詳しく解説しますが、アイコス3には専用の掃除キットがありますので、純正の道具を使うことで加熱ブレードを傷つけずに掃除できます。長く使うためにも、家にあるもので代用するのではなく、必ず純正のキットを使用するようにしてください。
アイコス3の掃除はクリーニングスティックを使うこと

掃除する際は、必ず専用のキットであるクリーニングスティックを使いましょう。
このクリーニングスティックは、購入時に掃除キットの一部として梱包されています。
ただし何度も使用できる道具のブラシと違い、クリーニングスティックは一度限りの使い捨て。
掃除頻度が重なって在庫がなくなった時には、専用のクリーニングスティックだけネットで購入できますので、家にある物等で代用することは絶対にやめて、専用のキットを購入しましょう。
どうして専用の掃除キットを使うべきなのか?
これは多くのユーザーの経験値として、「専用の掃除キットが一番しっくりくる」のが大きい要素です。
できるだけ安く楽しみたい人は、同じような形状の道具を100円ショップで探したりしますよね?
しかし、どれだけ似た道具を見つけても、結局アイコス3の形状ぴったりに作られているキットにはかないません。
また微妙な負荷が加熱ブレードの折れに影響するように、微妙に合わない掃除キットを使うことで寿命を縮めてしまうことがないようにしましょう。
無水エタノールと綿棒でも代用できる?
結論を申しますと、できないことはないです。
ホルダー内をきれいにする目的が達成されれば、裏ワザ情報としては成立します。
専用のクリーニングスティック自体は、エタノールと水を配合したものが含まれていますので、事前に内部を傷つけない道具を見つけて、市販されているエタノールで代用も可能です。
ただし、ホルダーにぴったりと形状がハマる綿棒を見つけることも困難ですし、水とエタノールの配合を正確に再現するのは至難の技。
また場合によっては、純正の道具以外を使うことによって生じた故障は、保証の対象外となる事があるので注意しましょう。
アイコス3の適した掃除頻度

アイコス3に適した掃除頻度は、20本に1回です。
一箱吸い終わったタイミングで、付属の道具で行うことが正しい頻度になります。
綺麗好きな人はもっと細かい頻度でやりたくなるかもしれませんが、内部の形状が繊細なことを考えるとやはり一箱に1回のペースが妥当な掃除頻度です。
また普段からホルダー内の葉残りをトントンと落とすだけでも、メーカーが薦める掃除頻度で収めるポイントになりますよ。
アイコス3の加熱ブレードが折れない掃除方法まとめ
- 加熱ブレードは折れやすい形状で、特に間違った方法で傷つけてしまう時がある
- ホルダーの掃除でブラシを左右に回転は厳禁
- クリーニングスティックによる仕上げが大切。代用ツールは使わずに専用の道具を使う
正しい掃除方法についてまとめてきました。
要点をまとめると、正しい道具で正しいやり方で掃除がアイコスの持ちを良くするポイント。
特に道具は侮ってはいけませんね。
しのぎを削るプルームテックよりも好みのフレーバーが多いアイコス。
「お手入れ方法がわからない」「壊れないようにきれいにお手入れしたい」という人に対しては、参考になると思うので、ぜひ正しい掃除で長持ちさせていきましょう!
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