2025年6月9日に発売されたグロー最新商品のglo Hilo(グローヒーロ)は、ピン型クオーツによる加熱方法を採用するなど旧型グローと互換性がないため、全く違う商品と言っても過言ではありません。
そのため、これまで旧型グローを使っていた方の中には、「今までのグローと違うから使い方が分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、グローヒーロの使い方を分かりやすく説明し、詳細な能力や手入れ方法まで解説していくので、紙の説明書を読むのが面倒だと感じる方は参考にしてください。
glo Hilo(グローヒーロ)の使い方
glo Hilo(グローヒーロ)を買ったばかりの方やこれからグローヒーロを購入予定の方の中には、説明書を読んでも使い方が理解できないという方が多いと思います。
グローヒーロはピン型クオーツという新しい加熱技術を使っているため、加熱時間や喫煙時間まで旧型グローとは全く違います。
以下で、グローヒーロの使い方を簡単5ステップで解説していくので、使い方の基本を学びたい方は参考にしてください。
①フル充電する
新品のグローヒーロが手元に届いたら、まず付属の充電用USB-Cケーブルで本体をフル充電してください。
付属の充電用USB-Cケーブルはケーブルが短いものが用意されており、持ち運びしやすいようにという企業の意図があります。
フル充電には約90分かかりますが、初めて使う場合はユーザーガイドに記載の「安全のために」に従ってフル充電まで待ちましょう。
②スティック挿入後に加熱ボタンを押す
充電が完了したら、本体上部のスライディングドアを開け、virto(ヴァルト)を挿入後に加熱ボタンを押して加熱します。
加熱ボタンは本体側面のディスプレイの下にあり、上のボタンがブーストモード、下のボタンが標準モードです。
ボタンは通常2秒長押しですが、初回に限っては3秒長押しなので、加熱がスタートするまで長めにボタンを押してください。
③加熱完了まで5秒待つ
旧型グローは加熱時間が約20秒と電子タバコの中では平均的なスピードでしたが、グローヒーロは加熱時間が約5秒と大きく進化しています。
加熱時間が短くなった理由は加熱方法の違いで、グローヒーロはピン型クオーツという新技術を使っているからです。
ピン型クオーツによる加熱で加熱時間が5秒になったので、旧型グローを使っていた方からすると一瞬で加熱できたように感じるでしょう。
④喫煙を楽しむ
約5秒間の加熱が終了したらいよいよ喫煙スタートで、ブーストモードで4分10秒・標準モードで5分10秒と旧型グローに比べて喫煙時間が延長しています。
グローヒーロではvirto(ヴァルト)という新スティックを使用し、8銘柄あるvirto(ヴァルト)からお好みの銘柄をお楽しみください。
グローヒーロから搭載されたピン型クオーツによる加熱によって、以前に比べてムラのない味わいになっているので、新スティックvirto(ヴァルト)とグローヒーロのハーモニーを味わってください。
⑤スティックを取り外す
約4分〜5分の喫煙が終了したら、virto(ヴァルト)を取り出してスライディングドアを閉めるまでが1回のセッションです。
旧型グローは加熱部分がかなり黒く焦げていたと思いますが、グローヒーロはピン型クオーツによって内側・外側の両方から加熱をしているため、加熱部分の焦げが少ないのが特徴です。
virto(ヴァルト)を取り出す際は、雑に取り出すとスティックが途中で折れてしまうことがあるので、まっすぐ垂直に取り出すようにしてください。
glo Hilo(グローヒーロ)の手入れ方法
ここまで、glo Hilo(グローヒーロ)の使い方をご覧になって、基本的な使用手順を理解できたのではないでしょうか。
グローヒーロをなるべく長く使いたいと考えている方の中には、お手入れ方法も知りたいという方が多いと思います。
以下で、グローヒーロのお手入れに対する考え方やお手入れ方法について解説していくので、参考にしてください。
StickSeal技術で原則手入れ不要
グローヒーロで使うvirto(ヴァルト)はStickSeal技術という技術が組み込まれているので、原則手入れ不要で使用できます。
StickSeal技術とは、スティックの先端をシールで密封しており、使用後のグローヒーロ本体内にタバコ葉が残ってしまうことを防ぐ技術です。
また、ピン型クオーツでの加熱によって広範囲を加熱できるようになったので、タバコ葉が焦げてバラバラになってデバイス内に残る心配もありません。
掃除するならグロー・ケアスティックを使う
原則手入れ不要で使用できるグローヒーロですが、気持ち的にもたまにはデバイス内を手入れしたいという方もおられるでしょう。
そんな方は、グロー公式ショップで購入できるグロー・ケアスティックを使ってデバイス内を手入れしてください。
グロー・ケアスティック以外での手入れは推奨されておらず、逆に汚れを残したり故障の原因になったりするので、おすすめできません。
スティックが折れたらスティック・リムーバーを使う
万が一virto(ヴァルト)がデバイス内で折れた場合、すぐに取り出さずに冷却目的で10分間程度時間を開けてください。
10分程度経過して温度が下がったら、グロー・ヒーロ・スティック・リムーバーを使用してスティックを取り出しましょう。
スティックを取り出す際に誤ってデバイス内を傷つけてしまうと、故障や品質低下の原因になる可能性があるので注意が必要です。
glo Hilo(グローヒーロ)の詳細な能力について紹介

ここまで、glo Hilo(グローヒーロ)のお手入れに対する考え方やお手入れ方法をご覧になって、グローヒーロに関する理解が深まったと思います。
さらにグローヒーロについて知るために、使用できる回数やバッテリー寿命などの性能面について解説していきます。
連続で使用できる本数やフル充電で使用できる回数は、日常使いするにあたって重要な項目なので一緒に確認していきましょう。
3回連続で使用可能
「何本か連続で吸いたい」という思いを持っている方も多いと思いますが、グローヒーロは3回連続で喫煙可能です。
なお、3回連続使用というのは15℃〜25℃の範囲内で設計されたものであり、その温度外だと3回も吸えない可能性もあります。
また連続使用にともなってグローヒーロ本体が熱くなってきたと感じる場合は、十分な冷却時間を確保した上で使用してください。
フル充電で20回使用できる
グローヒーロはフル充電した場合、トータルで20回のセッションが可能なように設計されています。
そのため、1日1箱吸われる方は、朝の時点でフル充電にしておけば1日充電が持つ計算になります。
なお、高温環境下や低温環境下に本体をおいていると、使用可能回数が短くなるだけでなく本体にもよくないので、適正温度内で管理してください。
1万回以上の使用でバッテリーの寿命がくる
グローヒーロのバッテリーは、約500回の完全充電(約11,000回のセッションに相当)に対応しています。
つまり、1日20本吸われる方の場合は、1年半程度はバッテリーが持つ計算になるでしょう。
なるべくバッテリーを長持ちさせたい方は、本体を愛護的に扱ったり負荷のかかるような使い方を控えたりなどの対策を取るべきでしょう。
glo Hilo(グローヒーロ)の使い方に関するよくある質問
最後に、glo Hilo(グローヒーロ)の使い方に関してよく寄せられる質問3つに回答していきます。
グローヒーロはピン型クオーツを使った加熱方法になったり使用スティックがvirto(ヴァルト)になったりと、旧型グローから大きな変化を遂げたので戸惑う部分が多いと思います。
以下で、皆さんが疑問に思う内容について詳しく説明しているので、グローヒーロの使い方についてまだ不安がある方は参考にしてください。
再起動する方法は?
グローヒーロ本体を再起動させる場合は、いずれかのボタンを13秒以上長押ししてボタンを離すと、数秒後に再起動します。
なお、再起動が必要なタイミングとして、ディスプレイにビックリマークが表示された場面が挙げられます。
ディスプレイにビックリマークが表示されたら再起動を試みますが、ボタンの長押しを途中で解除してしまうと正常に再起動しないので、注意してください。
本体が熱くなっているけど大丈夫?
グローヒーロはピン型クオーツを使ってスティックを加熱するので本体表面が温かいなと感じることがありますが、これは正常です。
しかし、高温環境下に長時間放置していたり機械の故障で本体が熱くなりすぎたりする場合があるので、熱いなと感じる場合は適度に冷却してください。
グローヒーロで推奨される環境温度は0℃〜40℃なので、適正温度で管理し愛護的に使用するとバッテリーも長持ちするでしょう。
セッションの途中でモード変更できる?
グローヒーロはセッションの途中でモード変更はできず、一度始まったセッションは終了するまで継続します。
セッションはモードによって4分〜5分ありますが、どうしてもセッションを変えたいという場合は、セッションを途中終了させて再度加熱からスタートさせましょう。
稼働中のセッションを途中で止めるには、いずれかのボタンを2秒以上長押しするとセッションを中断できます。
保証期間はいつまで?
グローヒーロの保証期間は購入から6ヶ月ですが、購入から6ヶ月以内に使用しているグローの製品登録をすると1年まで保証が延長します。
なお、保証を受けるにはレシートなどの購入証明書・保証書・グローヒーロ本体の3つが必要です。
また、不具合診断結果に応じて交換対応が異なるので、使用者の過失が大きい場合は十分な保証がされない場合がある点を知っておきましょう。
glo Hilo(グローヒーロ)の使い方を解説|まとめ
本記事では、glo Hilo(グローヒーロ)の使い方について解説し、グローヒーロの詳細な能力や手入れ方法についても紹介してきました。
グローヒーロは新たにピン型クオーツの加熱技術を駆使し、使用スティックもvirto(ヴァルト)に変更されているため、これまでグローを使っていた方も戸惑いがあるでしょう。
紙の説明書を読むのが面倒に感じる方は、使いながらでも分からないことがあれば本記事を読み返してみてください。