次世代タバコのglo hyper(グローハイパー)は吸いごたえがアップした事で注目を集めていますが、健康被害などが心配な方もいるはず。
調査した結果、グローハイパーにはニコチンやタール、発がん性物質による害がありますが、副流煙による危険性や健康被害はありません。
この記事では、より詳しくグローハイパーは体に悪いのか?害や副流煙による危険性・健康被害について解説していきます。
glo hyper(グローハイパー)に害はある
結論からいうとタバコ葉を使用したタバコスティックで喫煙しているので、もちろんニコチンを摂取していますよね。
となると、紙巻きタバコに比べて害や健康被害は少ないにしろ害は絶対にあります。
まずは加熱式タバコglo hyper(グローハイパー)に害はあるのか?についてさらに詳しくご紹介していきます。
最新の加熱方法でもニコチンは発生します!
グロープロから搭載された最新誘導加熱技術はこれまでのグローと加熱方法は違いますが、タバコスティックを使う加熱式タバコという事には変わりません。
なので、グローハイパーもこれまでのグローと同じようにニコチンは発生していますが、タールは発生しないと言われています。
そもそもタールは燃焼させる事で発生するとされているので、燃焼させないグローハイパーからはタールが発生しないという事になります。
グローは有害物質を9割以上カットされている事が分かっているので、紙巻きタバコよりは有害性が低いと言えるのではないでしょうか?
グローハイパーから発生しているニコチン量はどれくらい?
従来のタバコスティックよりもグローハイパーのタバコスティックはタバコの葉っぱを増量しているので、ニコチンによる害も増えている可能性がないとは言い切れませんよね。
そこで、紙巻きタバコと従来のネオスティックの成分を比較してみました!
成分 | 紙巻きタバコ | ネオスティック |
---|---|---|
水(mg/本) | 15.1 | 12.1 |
ニコチン(mg/本) | 2.02 | 0.46 |
グリセロール(mg/本) | 2.34 | 3.02 |
プロピレングリコール(mg/本) | 0.02 | 0.39 |
その他(mg/本) | 27.42 | 10.13 |
大体6mgのタバコでニコチンの量が0.5mgくらいなので、従来のネオスティックは6mgのタバコと同じくらいのニコチン量が含まれている事が分かりました。
グローハイパー専用のネオスティックはタバコの葉っぱが増えている事から、ニコチン量が0.46mgよりも増えている可能性がありますね。
なので、ニコチンによる体への害は従来のグローと同等、もしくはそれ以上になります。
グローハイパーから発生しているタール量はどれくらい?
タールが発生しやすい温度は約500℃以上とされていますが、グローハイパーの加熱温度は通常モードが250℃、ブーストモードが260℃となっているのでどちらのモードでも500℃以下です。
ですが、公式サイトでは発がん性やニコチンによる体への害がないとは言えないと記載があったので、絶対にタールによる害がないとは言い切れません。
なので結論としては、タバコの葉っぱが増量してもタールの発生は変わらないですが、ニコチンが増えている可能性はあります。
体への害が増える増えないは別としてもニコチンやタールが少量でも発生しているので、ニコチンやタールによる健康被害はあると言えるでしょう。
グローハイパーから発生している発がん性物質は?
BATの公式サイトで含まれているとされる発がん性物質は以下の通りです。
- アセトアルデヒド
- ベンゾ[a]ピレン
- ベンゼン
- 1,3-ブタジエン
- ホルムアルデヒド
- NNK
- NNN
「主流ベイパー中の有害性物質の放出量」を見てみると紙巻きタバコよりも害が軽減されている事が分かります。
しかし、発がん性物質が低減していたとしてもグローハイパー含むグローから発がん性物質が発生している事に変わりはありません。
グローハイパーは発がん性物質による健康被害がないとは言い切れない結果となりました。
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glo hyper(グローハイパー)の副流煙による危険性はある?
glo hyper(グローハイパー)にもニコチンやタールによる健康被害があるという事が分かりましたが、グローハイパーの副流煙などによる周囲の影響や危険性も気になるところ。
グローハイパーの副流煙などによる周囲への害はないのでしょうか?グローハイパーの副流煙による周囲への害や危険性についてご紹介していきます。
グローハイパーは副流煙が発生しない
そもそも副流煙とは、タバコに火つけて燃焼している部分から出ている煙のことです。
つまり、グローハイパーに限らず加熱式タバコはタバコの葉っぱを加熱して出る煙を吸うものなので副流煙は発生しません。
ですが、発がん性物質を含む有害物質が一切含まれていないというわけではないので、紙巻きタバコに比べると有害物質が少ないとしても全く害や危険性がないとは言い切れないのも事実です。
グローハイパーの周囲への影響
先ほど説明したように従来のグロー製品含めグローハイパーは、紙巻きタバコに比べると発がん性物質を含む有害物質が抑えられていて副流煙も発生しません。
ですが、発がん性物質を含む有害物質なども抑えられているというだけで、一切含まれていないわけではないです。
なので結論としては、副流煙は発生しなくてもグローハイパーだけでなく加熱式タバコは周囲に害を与える可能性は十分にあるということ。
グローハイパーは紙巻きタバコよりは害が少なく副流煙が発生しないですが、全く害や危険性がないわけではないという事を理解しておく必要があります。
結局グローハイパーって体に悪いの?
ここまで、グローハイパーから発生しているニコチンやタール、発がん性物質などの害や危険性などご紹介していきましたが、結局のところ加熱式タバコもタバコ製品なので体に悪いものです。
しかし、加熱式タバコの害や健康被害についてはまだ分からない事も多いですし、グローの公式サイトでも以下のように記載されています。
現時点でgloTM(グロー)の健康に対する影響を判断することは時期尚早であり、今後継続的に様々な調査を行い評価に十分な知見を蓄積した上で、適切なタイミングで随時開示させていただきたいと考えております。
出典:glo公式サイト
タバコ製品なので体に悪い事は大前提ですが、より詳しいグローハイパーによる健康被害や危険性が知りたい方は、公式サイトの調査結果を待つしかありませんね。
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glo hyper(グローハイパー)について
加熱式タバコのglo hyper(グローハイパー)は、これまでのグローからどういう風に進化したのでしょうか?
気になるグローハイパーや専用のタバコスティックについて詳しくご紹介していきます。
グローハイパーと従来のグロー製品を比較
まずは、グローハイパーとグロープロを比較してみました。
仕様 | glo pro | glo hyper |
---|---|---|
連続喫煙回数 | 約20回 | 約20回 |
喫煙時間 | 約3分~4分 | 約4分 |
加熱時間 | 通常モード:約20秒/ブーストモード:約10秒 | 通常モード:約20秒/ブーストモード:約15秒 |
充電時間 | 約90分 | 約90分 |
重量 | 約98g | 約106g |
値段(税込) | 4,980円 | 3,980円 |
比較してみるとグローハイパーは少し重さがプラスされたのかなという程度で、サイズ感はグロープロとほとんど同じです。
また、グロープロで評判が良かったブーストモードをグローハイパーも搭載しています!
そして、変わった点といえばグローハイパー専用の新スティックが登場した事ではないでしょうか?
グロープロと同様の加熱モードが選択可能
グローハイパーもグロープロ同様、「通常モード」と「ブーストモード」の2種類から加熱モードを選ぶ事ができます。
グロープロとグローハイパーどちらも通常モードは加熱時間が約20秒で喫煙時間も約4分と変わりません。
ですが、ブーストモードのグロープロの加熱時間が約10秒なのに対して、グローハイパーは約15秒と少し長くなりました。
加熱時間が少し長くなった理由として、グローハイパーの専用のネオスティックが関係しているのかもしれませんね。
グローハイパー専用のネオスティック登場
グローハイパーの専用ネオスティックと従来のスティックの違いとしては、これまでのスティックよりも4mm太くなっている事です。
従来のスティックでは最後まで味わいを楽しむ事ができないといった声もありました。
新しいネオスティックは太くなり吸いごたえがアップした事で、最後まで深い味わいを楽しむ事ができないといった欠点が改善されたのではないでしょうか?
グローハイパー専用のタバコスティック登場した事で、より吸い応えがアップしたグローハイパーが気になる方は是非試してみてください。
glo hyper(グローハイパー)の害や副流煙による危険性・健康被害まとめ
- グローハイパーはニコチン・タールによる健康被害がある
- グローハイパーからは発がん性物質も発生している
- 紙巻きタバコよりは危険性が少ないが体に悪いのは事実
- グローハイパーは副流煙がは発生しない
glo hyper(グローハイパー)は体に悪いのか?害や副流煙による危険性・健康被害についてお話しましたがいかがでしたか?
グローハイパーは紙巻きタバコより害が少ないとはいえニコチンやタールなどの有害物質や発がん性物質が含まれていますし、副流煙は発生しないとしても周囲への害はあります。
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