JT独自の新加熱システム「HEATFLOW(ヒートフロウ)」を搭載するPloomX(プルームエックス)で吸えるたばこスティックが気になる方は多いのではないでしょうか？
本記事では、プルームエックス専用たばこスティックのニコチン量やタール量を徹底解説！
結論から、プルームエックスで吸えるたばこスティックのニコチン量・タール量を申し上げると「高タールの紙巻きタバコと同程度」です。
『タール量：10mg・ニコチン量：0.5mg』です。
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PloomX(プルームエックス)のたばこスティックのニコチン量・タール量を解説
早速、プルームエックスのたばこスティックのニコチン量・タール量を解説していきます。
冒頭でもお伝えしたように、新型プルームエックスのたばこスティックのニコチン量・タール量は「高タールの紙巻きタバコと同程度」としかお伝えしようがありません。
こちらでは、「高タールの紙巻きタバコ」が指しているタール量・ニコチン量や、プルームエックスの推定タール量・ニコチン量をご紹介していきます！
『タール量：10mg・ニコチン量：0.5mg』と予想が立ちました。
この結論に至った理由は、後ほど解説していきます。
PloomX(プルームエックス)のたばこスティックはタール量・ニコチン量が不明
先ほども申し上げているように、プルームエックスのたばこスティックはタール量・ニコチン量が不明です。その理由は、下記の通りプルーム公式が言及しているので、チェックしてみて下さい。
Q.プルーム・エックスの蒸気(たばこ葉由来成分含む)中の、タール・ニコチン値はどのくらいですか？
A.プルーム・エックスはたばこ葉を燃やさないという製品特徴から、燃焼に伴うタールは発生しません。 プルーム・エックス用たばこスティックはたばこ製品となりますことから、プルーム・エックス(から出る煙/蒸気)にはニコチンが含まれます。 プルーム・エックス用たばこスティックは紙巻たばことは吸い方や回数が異なることが想定され、また火を使わないという製品特徴から、発生するニコチン量を紙巻たばこと一概に比較することは困難です。 そのため、紙巻たばことプルーム・エックス用たばこスティックを明確に比較することは出来ませんが、弊社では高タールの紙巻たばこと同程度に感じると評価しております。出典:Ploomサポート
上記の説明によると「加熱式タバコは吸い方や回数が異なる」事から、ニコチン量・タール量が特定できないようです。
しかし『高タールたばこと同程度』というヒントから、推定ニコチン量・タール量を特定する事ができたので、プルームエックスの推定タール量・ニコチン量を見ていきましょう。
PloomX(プルームエックス)のたばこスティックの推定タール量・ニコチン量
私は『タール量：10mg・ニコチン量：0.5mg』がプルームエックスのたばこスティックのタール量・ニコチン量と考えました。この推定タール量・ニコチン量になった理由を解説します。
今回私が参考にしたデータは、一般社団法人日本タバコ協会が提供している「令和2(2020)年 紙巻きタバコタール・ニコチン含有量の加重平均値推移」です。
2002年から2020年までの「紙巻きタバコのタール・ニコチン含有量の平均値」が分かる事から、高タールたばこスティックのタール量が10mg・ニコチン量が0.5mgと結論付けました。
PloomX(プルームエックス)の加熱システムとタール量・ニコチン量の関係
新型プルームエックスで使用出来るたばこスティックは、旧型プルームエス2.0でも利用可能です。そして、プルームエックス・プルームエスには、異なる加熱システムが搭載されています。
特に新型プルームエックスに搭載されている「ヒートフロウ」はプルームエス2.0とは違い、熱風でタバコスティックを加熱するので、高温度でもたばこ葉の焦げが最小限に抑えられます。
焦げが少なくなる事から、プルームエックスでは「タールの発生量が軽減されるのではないか？」といった考察が立ちました。加熱システムについては、下記の記事をご覧下さい！
■PloomX(プルームエックス)とプルームエス2.0の加熱システムの違い
プルームエックスと、プルームエス2.0の加熱システムの違いを解説します。プルームエックスには「加熱ブレード」が無いので、タール量の発生が軽減される事が予想されます。
・加熱ブレードを廃止して暖房システム(熱流)を使用している。
・たばこスティックが高温度の発熱体と接触しないので、焦げを最小限に抑えられる。
・従来のプルームよりも簡単な清掃になり、煙の臭いが無い。
・たばこスティックの加熱ピークを長くする事ができる。
・メンソールの美味さをより力強く感じられる。
・たばこスティック約20本を快適に味わえる。
PloomX(プルームエックス)のタバコ葉ラミナとタール量・ニコチン量の関係
新型プルームエックスで使用出来るたばこスティックのレギュラーフレーバーには、タバコ葉の中でも香り高い上質な部分「ラミナ」をブレンドしています。
使用するタバコ葉によって吸いごたえが変わる事もありますが、プルームエックスではタバコ葉のラミナをレギュラーフレーバーにブレンドしているだけなので、たばこスティック1本にそれほどの量は入っていないを考えられます。
タバコ葉の種類とタール量・ニコチン量の確かな関係性は不明ですが、タバコ葉にラミナをブレンドしているからといって、タール量やニコチン量が変動する事は無いのではないでしょうか？
PloomX(プルームエックス)と他のデバイスのタール量・ニコチン量の違いを解説
続いては、プルームエックスと「プルームテック」「プルームテックプラス」「プルームエス」のタール量・ニコチン量の違いを解説していきます。
プルームエックスとプルームエスで利用できるたばこスティックは同じですが、プルームテックとプルームテックプラスで利用できるたばこスティックは異なります。
また、プルームエックスとプルームエスのタール量・ニコチン量は推定値の解説でしたが、プルームテックとプルームエスのニコチン量は公式の情報をご紹介していきます。
PloomX(プルームエックス)とプルームテックのタール量・ニコチン量の違い
先ずは、プルームエックスとプルームテックのタール量・ニコチン量の違いを比較していきます。結論から申し上げますと、プルームテックの方がニコチン量が少ないと言えるでしょう。
プルーム公式サイトには、プルームテックのニコチン量について下記のように公表しており、プルームエックスよりもニコチン量が多い事が予想されます。
また、プルームテックは「たばこカプセル」なのでタール量の予想は非常に困難です。そして、加熱面積から考えても、プルームエックスの方がタール値が多い事が予想できます。
PloomTECH(プルームテック)のタール量・ニコチン量
Q.プルーム・テックからタールや煙は出るのですか？
A.火を用いず、たばこ葉を燃やさないという製品特徴から、燃焼によるタール・煙は発生しません。なお、たばこベイパー内のニコチン量は、プルーム・テック10パフ(吸引回数10回)でおおよそ0.1～0.3mgです。 ※紙巻たばこのTN測定法(ISO法)で測定した数値となります、また吸引条件により値は異なります。出典:Ploomサポート
PloomX(プルームエックス)とプルームテックプラスのタール量・ニコチン量の違い
続いてはプルームエックスとプルームテックプラスのタール量・ニコチン量の違いを比較していきます。プルームテックプラスは、たばこカプセルを使う加熱式タバコです。
先ほどご紹介したプルームテックと同様に、たばこカプセルを利用している加熱式デバイスのタール量は計測が困難です。その為、プルームエックスの方がタール値が高い事が予想できます。
そして、プルームテックプラスのサポートページにてニコチン量が公表されていました。ニコチン量は下記の通りですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい！
■PloomTECH+(プルームテックプラス)のタール量・ニコチン量
Q.プルーム・テック・プラスからタールや煙は出るのですか？
A.火を用いず、たばこ葉を燃やさないという製品特徴から、燃焼によるタール・煙は発生しません。なお、たばこベイパー内のニコチン量は、プルーム・テック・プラス10パフ(吸引回数10回)でおおよそ0.1～0.5mgです。 ※吸引条件や銘柄により値は異なります。出典:Ploomサポート
PloomX(プルームエックス)とプルームエスのタール量・ニコチン量の違い
最後にプルームエックスとプルームエスのタール量・ニコチン量の違いを比較していきます。プルームエスは、プルームエス2.0の旧型モデルで、豊富なデザインが魅力的なデバイス。
そんなプルームエスは、プルームエス2.0と新型プルームエックスのたばこスティックが使用可能です。したがって、『タール量：10mg・ニコチン量：0.5mg』と予想できます。
プルームエックスと、プルームエス2.0・プルームエスはニコチン量・タール量が同程度と考えられるので、どうせ吸うのであればプルームエックスへの乗り換えがおすすめです。
■PloomS(プルームエス)のタール量・ニコチン量
Q.タール・煙は出るのか
A.プルーム・エスはたばこ葉を燃やさないという製品特徴から、燃焼に伴うタールは発生しません。 プルーム・エス専用たばこスティックは紙巻たばことは吸い方や回数が異なることが想定され、また火を使わないという製品特徴から、発生するニコチン量を紙巻たばこと一概に比較することは困難です。 そのため、紙巻たばことプルーム・エス用のたばこスティックを明確に比較することは出来ませんが、弊社のブレンダーの評価では、テイスト・アクセルをオンにした場合、高タールの紙巻たばこと同程度に感じると評価しております。 2019年発売モデルのPloom Sは中タールの紙巻たばこと同程度の吸い応えと評価していましたが、それと比較し吸いごたえは向上しています。 ※テイスト・アクセルをオフにした場合、2019年発売モデルのPloom Sと同じ吸いごたえになります。出典:Ploomサポート
【実喫】PloomX(プルームエックス)とプルームエス2.0のタール量・ニコチン量を検証！
本記事の最後に、新型プルームエックスとプルームエス2.0を実際に吸い比べてみて、体感のタール量とニコチン量の比較をしていきます。プルームエックスの購入を考えている方は必見ですよ！
また、吸い応えの他に実際に吸った時の「体感加熱温度」「フレーバーの味の違い」等も合わせて解説していきます。先ずは、プルームエス2.0のタール・ニコチン量から見ていきましょう。
※今回実喫するたばこスティックは『メビウス・メンソール・コールド』です。
PloomS2.0(プルームエス2.0)のタール量・ニコチン量を吸って検証してみた
先ずは、プルームエス2.0のタール量・ニコチン量を検証していきます。プルームエス2.0を吸ってみた感想は、味が濃くメンソールの刺激感が十分得られたので、大変美味しく吸う事ができました。
加熱温度はこれまでと変化なく200度ですが、やはりテイストアクセルモードで吸うと違いが良く分かります。吸っても熱いと感じる事も無く、ニオイも少ないのでストレスなく吸えました。
前述している通り、プルームエス2.0の吸いごたえは「高タールの紙巻たばこと同程度に感じる」と言えるでしょう。タバコのニオイが気になる人にオススメのデバイスだと再認識しました…！
PloomX(プルームエックス)のタール量・ニコチン量を吸って検証してみた
続いては、プルームエックスのタール量・ニコチン量を検証していきます。プルームエックスを吸った感想は、キック感が強く濃厚な味わいと喉にガツンと来るメンソール感を楽しめました。
また、加熱温度が295度と超高温度故にニオイは強くなりましたが、喫煙可能時間の5分間フレーバーの味が落ちませんでした！HEATFLOW(ヒートフロウ)搭載の恩恵を受けられたと感じます。
そんなプルームエックスの体感タール量・ニコチン量は、やはり「高タールの紙巻きタバコと同程度」と言えるでしょう。加熱式タバコの常識を壊すようなデバイスが欲しい方におすすめ！
PloomX(プルームエックス)とPloomS2.0(プルームエス2.0)を吸って比較してみた結果
プルームエックスとプルームエス2.0を吸って比較して見た結果、同じ「高タールの紙巻きタバコと同程度のタール・ニコチン量」と言えど、その間には大きな差がある事を体感出来ました。
プルームエス2.0も満足感の高い喫煙体験ができましたが、プルームエックスの方が「喫煙可能時間」「喉へのキック感」「味の持続性」など、様々な点でアップデートが見られました。
強いて言うのであれば、プルームエックスの方がニオイが強い印象…。加熱温度が約100度向上している事が原因ですが、シーンを選ばずに吸うのであればプルームエス2.0の方が良いでしょう。
PloomX(プルームエックス)のたばこスティックのニコチン量やタール量のまとめ
- PloomX(プルームエックス)はタール量：10mg・ニコチン量：0.5mg
- PloomX(プルームエックス)のニコチン量やタール量は加熱システムが影響する
- PloomX(プルームエックス)のニコチン量やタール量はプルームエス2.0よりも少ない
この記事では、最新型PloomX(プルームエックス)のニコチン量やタール量を解説してきましたが、いかがでしたか？
そして、JT独自の新しい加熱システム「ヒートフロウ」を搭載する事で、たばこ葉の焦げが最小限に抑えられるのでプルームエックスではタールの発生量が軽減する可能性があります。
また、プルームエックスには加熱モードは1種類しかありませんが、プルームS2.0の「テイストアクセル」使用時以上の吸い応えを楽しめます。強い吸い応えを求めている方は、プルームエックスへの乗り換えがおすすめです！
