タバコ代を少しでも節約したいと考えており「アイコスイルマでシケモクを二度吸いできないか」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、アイコスイルマの二度吸いは不可能ではありませんが、有害性やデバイスが故障するリスクもあるため、基本的にはおすすめできません。
この記事では、アイコスイルマのシケモクを復活させて吸う方法や、吸引回数が少ないときの原因と対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
アイコスイルマで吸える回数の基本情報

アイコスイルマを使用していて「そもそもタバコスティック1本で何回吸えるのか?」 と疑問に思うこともあるはずです。
使い終えたシケモクを復活させて吸うことができれば、単純計算でコストパフォーマンスが2倍になるため、気になる方も多いでしょう。
まずは、アイコスイルマシリーズで吸える回数と、二度吸いのメリットについて解説するので、基本情報としてチェックしてください。
アイコスイルマで吸える規定回数
アイコスイルマシリーズでは、1本のスティックで14パフ(吸引)または約6分間の喫煙が、規定の使用回数となっています。
上記の規定回数を超えると自動的に加熱が終了する仕組みになっており、前提としてタバコスティックは1回のみの使い切り仕様です。
また、新型モデルのアイコスイルマアイシリーズは、吸い方次第で規定回数よりも多く・長く吸える「フレックスパフ機能」が搭載されているのも特徴です。
アイコスイルマを二度吸いするメリット
アイコスイルマシリーズのシケモクを二度吸いするメリットは、タバコ代の節約ができることです。
タバコ代の節約以外にも「もっと長く吸いたい」「吸い足りない」といった理由で試す方も多く、実際に二度吸いを試した人の口コミなどもいくつか見受けられました。
ただし、シケモクを復活させての二度吸いには、味の変化や健康被害のリスクも伴うため、よほどの理由がなければ新品のスティックを使うことをおすすめします。
アイコスイルマの二度吸いとは?有害性やデメリットも解説

アイコスイルマの二度吸いとは、使い終えたシケモクをもう一度デバイスに挿入して加熱し、喫煙する行為のことを指します。
シケモクを復活させて二度吸いすることも可能ではありますが、そもそも「あまりおいしくない」という声もあるほか、故障の原因にもなるため注意が必要です。
ここからは、アイコスイルマでシケモクを復活させて吸う方法と、風味の変化や有害物質の増加といったデメリットを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
アイコスイルマでシケモクを復活させて吸う方法
アイコスイルマシリーズ本体に、一度使用したタバコスティックを挿入すると、自動的に加熱がスタートします。
加熱完了のバイブレーションを確認したら、通常と同じような間隔でシケモクを吸引し、味や香りを確かめてみましょう。
レギュラー・メンソール・フレーバーメンソールの種類によって、味の残り方や変化が異なるため、場合によっては問題なく喫煙できる可能性があります。
アイコスイルマの二度吸いで味は復活する?
アイコスイルマでシケモクを復活させる方法を解説しましたが、フレーバーの風味は大きく損なわれるため「おいしくない」と感じる方も多いです。
1回目の加熱と吸引で、タバコ葉のコクや香りはほぼ出し切っているため、二度吸いしたとしてもスカスカとした風味で物足りなさを感じる方が多いでしょう。
吸引した際のキック感も弱くなり、滲み出たタールによる焦げ臭さや苦みが強まるため、二度吸いするよりも新品を使ったほうが快適な喫煙体験につながります。
アイコスイルマの二度吸いで有害物質は増えるのか
メーカーがアイコスイルマの二度吸いを推奨していない理由のひとつに「有害物質の増加リスク」が挙げられます。
1回目の加熱でタバコスティックに含まれる多くの成分が蒸発しているため、2度目の加熱では、タールやホルムアルデヒドの発生リスクが高まるとされています。
発がん性などの健康リスクが高まることが推測されるため、タバコスティックは規定通りに使い捨てするのが最善の選択と言えるでしょう。
アイコスイルマの二度吸いがデバイスに与える影響
アイコスイルマで二度吸いを繰り返すと、デバイス内部に焦げ付きや汚れが溜まりやすくなり、故障やパフォーマンスの低下につながる可能性があります。
ホルダー内部に汚れが溜まると、加熱ムラが生じて本来の喫煙体験ができなくなったり、焦げたような風味でタバコがまずくなる恐れがあります。
また、正規の使い方以外でデバイスが故障すると、新品との交換対応などが受けられなくなる可能性もあるため、二度吸い以外の方法で喫煙の満足度を高めるのが賢明でしょう。
タバコ代を抑えつつ満足度を高める吸い方のポイント

アイコスイルマでの二度吸いはデメリットや健康被害のリスクが大きく、タバコスティックは毎回新品を使う方が良いことを解説しました。
しかし「もっと長く吸いたい」という気持ちと「タバコ代を抑えたい」という考えでストレスを感じるのは、なるべく避けたいと考える方が多いでしょう。
ここからは、正しいアイコスイルマの使い方でタバコ代を抑えつつ満足度を高める吸い方をご紹介するので、ぜひ普段の喫煙習慣に取り入れてみてください。
ポイント①回数を意識して「無駄吸い」を減らす
アイコスイルマは1本あたり14パフが規定回数ですが「何気なく吸う」「短時間で吸い終える」といった習慣があると、結果的にタバコ代がかさみます。
まずは自分が1日に吸うタイミングと本数を把握して、無意識に吸う回数を減らしましょう。食後や休憩時間など、タイミングを決めることで「なんとなく吸う」本数が減りやすくなります。
また、規定回数以下で吸い終えると本数が増える原因になるため、14パフ分しっかりと吸い切り、無駄を省くことが重要です。
ポイント②吸い方を工夫して1本の満足度を高める
同じ1本のスティックでも、適切な吸い方を意識することで満足度に大きな差が生まれ「もう1本吸いたい」という気持ちを抑えやすくなります。
急いで吸うと加熱が追いつかず、味が薄くなるため、1パフごとに3秒~5秒ほどの間を開けて吸ってみましょう。また、強く吸うとフィルターが詰まって風味を損ねる場合があるため、軽めにゆっくり吸うのもおすすめです。
吸い方を工夫することで1本あたりの満足度が高まり、喫煙本数が抑えられるため、結果的にタバコ代の節約につながります。
アイコスイルマで規定回数よりも吸えないときの原因と対処法

アイコスイルマシリーズは1本で14パフまたは6分間の喫煙が可能ですが「本来の回数まで吸えない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
規定回数よりも吸えないときは、バッテリーの状態・ホルダー内部の汚れ・気温の影響・デバイスの一時的な不具合といったさまざまな原因が考えられます。
ここからは、アイコスイルマで規定回数よりも吸えないときの原因と対処法を4パターンに分けて解説するので、該当する項目を参考にしてみてください。
①バッテリー不足
アイコスイルマ本体のバッテリーが減ると十分な加熱ができなくなり、スティックの加熱時間が短くなって吸引回数が減ってしまいます。
ホルダーやチャージャーがフル充電されているかを確認し、バッテリーが減っていたら充電器に接続しましょう。使用後はホルダーをチャージャーに戻すことで、次回もしっかりと吸引できます。
バッテリー不足は意外と見落としがちなポイントなので、特に旅行や出張など、長時間の外出時はこまめに充電することを心がけましょう。
②ホルダー内部に汚れやホコリが溜まっている
アイコスイルマのホルダー内部に汚れが溜まると、空気の通りが悪くなったり、熱伝導の効率が落ちることで十分に加熱されなくなる場合があります。
長期間掃除をしていない場合は、専用のクリーニングツールやアルコール綿棒などを使い、ホルダー内部や挿入口付近を優しく拭き取ってみましょう。
力を強く入れるとホルダー内部の部品が壊れて加熱できなくなる可能性があるため、撫でるようなソフトな力加減を意識するのがポイントです。
③気温が暑すぎる・寒すぎる
アイコスイルマの動作範囲は0℃~40℃となっており、寒すぎるとバッテリー性能が低下し、暑すぎると自動的に電源がオフになる場合があります。
夏の暑い時期に車内などに放置するのは危険なので、クーラーの効いた部屋などに本体を移動させ、しばらく置いてから使うと良いでしょう。
寒い場所で本体が冷えた場合は、ポケットの中で握って温めるのがおすすめです。ドライヤーの温風などで熱を与えるのは、故障の原因になるので避けてください。
④一時的なデバイスの不具合
デバイスの一時的なエラーやシステムの不具合が原因で、加熱プロセスが正常に行われず、吸える回数が短くなるケースがあります。
ソフトウェアの問題や接触不良が影響している可能性があり、多くの場合はホルダーの電源ボタンを10秒ほど長押しし、リセットすることで問題が解決します。
リセットしても極端に吸引回数が少なかったり、エラー表示などが消えない場合は、カスタマーサポートへの問い合わせも検討してください。
アイコスイルマ以外でタバコを安く楽しむ方法!

タバコ代が年々上がる中「できるだけコストを抑えながらも、満足感のある喫煙を楽しみたい」と思う人は多いでしょう。
アイコスイルマを使っている人の中には「純正スティックは高いけれど、アイコス自体は使いやすい」と感じている人も少なくありません。
最後に、アイコスイルマ以外でタバコ代を節約しながら、満足感のある喫煙ができるアイテムをご紹介するので、自分に合った方法を見つけてみてください。
①アイコスイルマ互換機
アイコスイルマ互換機は、イルマ専用銘柄「テリア」「センティア」が使用できる、非公式の加熱式タバコデバイスです。
「Fasoul C1」では、スティックを外側から加熱する3D加熱方式を採用しているため、イルマシリーズで使ったスティックのシケモクを復活させて二度吸いすることもできます。
アイコス公式のサポートなどは受けられませんが、安い値段でアイコスイルマ専用銘柄を吸いたい・二度吸いしたい方におすすめです。
②ノンニコチンスティック
ノンニコチンスティックとは、タバコ葉の代わりに紅茶茶葉などを使うことで、健康被害のリスクを抑えて楽しめる加熱式スティックのことです。
「NICOLESS NiL(ニコレスニル)」などのノンニコチンスティックは、タバコ税がかからないため価格が安く、値上げの心配がない点も魅力的です。
カプセル入りメンソールなど、通常のタバコに匹敵する吸いごたえを実現していますが、ニコチンの満足度が欲しい方には物足りない可能性があります。
③電子タバコ(VAPE)
電子タバコ(VAPE)は、ニコチンやタールを含まないリキッドを加熱した際に発生する水蒸気で、フレーバーの風味を楽しむデバイスです。
依存性や発がん性のリスクが極めて低く、ランニングコストも比較的安価であるほか、タバコ味やフルーツ味など豊富なフレーバーが楽しめる点も魅力です。
初期費用が少ない使い捨てタイプや、デバイスを購入してリキッドを補充するタイプなどがあり、将来的に減煙や禁煙を考えている方にも向いているでしょう。
アイコスイルマでシケモクを復活させる二度吸いは可能?|まとめ
この記事では、アイコスイルマシリーズでシケモクを二度吸いする方法や有害性のほか、満足度を高めるおすすめの喫煙方法などをまとめてお伝えしました。
アイコスイルマの二度吸いは有害物質が増加したり、デバイスの保証が受けられなくなるリスクがあるため、不可能ではありませんが試すのはおすすめできません。
規定回数分をしっかりと吸い切るといった使い方を試すか、ノンニコチンスティック・電子タバコでコストを抑えるなどして、より満足度の高い喫煙ライフを送りましょう。