2019年10月3日(木)、グローから新型デバイス『glo pro(グロープロ)』が登場!12月には全国展開が予定されているということで、待ちきれない!というグローユーザーの方も多いのではないでしょうか?
従来のグローよりも大幅に進化したグロープロは最新誘導加熱技術を搭載していますが、果たして安全に使用できるのか気になっている方もいらっしゃるはず。
今回この記事では、最新誘導加熱技術に危険性はあるのか、グロープロの害や副流煙などの健康被害について詳しく解説していきます。
新登場のglo pro(グロープロ)ってなに?
まずは、今回グローから登場の新型デバイスの『glo pro(グロープロ)』の概要を詳しく説明していきます。
発表時の段階ですでに注目を集めていたグロープロは、一体どんなデバイスなのでしょうか?
デバイス比較!グロープロはどう進化した?
従来のグローと比べて、グロープロはどのように進化を遂げたのか詳しく解説するために表を作成してみました!
仕様 | glo | glo pro |
---|---|---|
喫煙回数 | 約30本 | 約20本 |
喫煙時間 | 約3分30秒 | 約3~4分 |
加熱方法 | タバコ葉を360度全方位で加熱 | 最新誘導加熱技術(IH) |
加熱時間 | 約40秒 | 約10~20秒 |
加熱温度 | 約240℃ | 約250~280℃ |
充電時間 | 約2~4時間 | 約1時間半 |
重量 | 約100g | 約98g |
表だけ見ると「どこが大きく変わったの?」と思われるかもしれませんが、グロープロは今までのグローよりひと味もふた味も進化したデバイスです!
ここから先では少し詳し目に新型デバイスであるグロープロについて解説していきますね。
グロープロは2つの加熱モードを選べる
グロープロが従来のグローと大きく異なる点は「通常モード」と「ブーストモード」と呼ばれる2つの加熱モードが選択可能になったところです!
加熱温度は、通常モードが250度、ブーストモードが280度。加熱温度が上がったことでパワフルな吸い応えを実現することに成功しました。これはすごいですよね?
さらに、加熱待ち時間は通常モードでは約20秒、約4分間喫煙可能。また、ブーストモード加熱待ち時間は約10秒、約3分間楽しむことができるようになりました。
glo pro(グロープロ)の最新誘導加熱技術とは
2つの加熱モードを選ぶことができるようになったglo pro(グロープロ)は、今までの加熱方法とは異なる「最新誘導加熱技術」を搭載しています。
誘導加熱技術とは、いわゆるIHのことを指しますが加熱式タバコでIHを使用しても安全なのかどうかについて解説していきます。
グロープロの最新誘導加熱技術(IH)について
グローでは初めてとなる最新誘導加熱技術を採用したグロープロ。最新誘導加熱技術はIHと呼ばれる加熱技術のことですね。
今までのグローではタバコスティックを360度全方位で加熱するシステムを取り入れていましたが、グロープロは最新誘導加熱技術を搭載することで加熱温度が上がり、より強い吸い応えを味わうことができる新型デバイスとして進化しました!
ブーストモードは約280度で加熱されるので、さらなる喫煙感を感じられます。ちなみに、アイコスの加熱温度は約300度と言われているので、アイコスユーザーから移行する方も増えるのではないでしょうか?
最新誘導加熱技術は安全?それとも危険?
そもそも誘導加熱技術(IH)とは、電磁誘導の原理を利用し、金属類などを加熱する技術のこと。IH調理器などもこの原理を利用した調理器具です。
一般家庭や産業界で利用されている誘導加熱技術を使用した製品では、電磁波による安全性については問題ないとされていますが、今のところグロープロの最新誘導加熱技術の安全性は定かではありません。
しかし、誘導加熱技術は温度による電子機器への影響が少ないので、故障なども少なくなると考えられています。ですので、安全性は極めて高いと言えるのではないでしょうか?
最新誘導加熱技術でニコチンやタールは発生する?
グロープロは従来のグローと加熱方法は異なりますが、今までのグローと同じようにタバコスティックを使用するデバイスなのでニコチンはしっかり含まれます。
また、グロー製品はタバコ葉を直接加熱するため、少量ながらにタールは発生しています。
さらに、今回のグロープロは最新誘導加熱技術を採用することにより加熱温度が高くなっているので、もしかすると従来のグローよりもわずかにタール量は増えている可能性も考えられますね。
ただし、グロー製品は有害性物質を9割以上削減していると発表していることも事実。紙巻きタバコよりも圧倒的に有害性物質の発生は抑えられていることは間違いないでしょう。
glo pro(グロープロ)の副流煙や子供への害はある?
ここで、glo pro(グロープロ)の副流煙の害や、周囲の人々や子供への健康被害のリスクについて考察していきます。
さらなる進化を遂げたグロープロですが、果たして本当に害はないのでしょうか?しっかり考えていきましょう!
グロープロで副流煙は発生する?
「副流煙」とは、タバコに火をつけた先から出る煙のことを指します。グロープロをはじめとする加熱式タバコは火を使わないので、そもそも副流煙は発生しません。
煙のように見えるのは蒸気(エアロゾル)と呼ばれています。ただ、このエアロゾルには様々な有害性物質が含まれていると懸念されていることも事実。
もちろん紙巻きタバコの副流煙に比べると有害性物質の発生は低減されているのですが、加熱式タバコ自体新しいタバコ製品であるため人々にどんな害があるのかはまだ研究段階といえます。
グロープロは周囲の人々や子供に害はある?
先ほど説明した通り、グロープロ含め加熱式タバコの有害性はまだ立証されているわけではありません。紙巻きタバコ以下だとしても、喫煙者の吐き出すエアロゾルには様々な有害性物質が含まれています。
また、加熱式タバコ独特の嫌な匂いは「タール」が発生している証拠ともいわれていますし、加熱式タバコはれっきとしたタバコ製品であることを決して忘れてはいけませんね。
自分自身の健康被害のリスクはもちろん、周囲の人々への影響や子供への害を考えるのであれば禁煙するのが1番なのかもしれません。
glo pro(グロープロ)の最新誘導加熱技術とは?健康被害まとめ
いかがでしたか?glo pro(グロープロ)の最新誘導加熱技術についてや、副流煙による健康被害や子供への害についてをまとめてみました。
- グロープロの最新誘導加熱技術の安全性は極めて高いと言える
- グロープロにはニコチンもタールも含まれる加熱式タバコである
- グロープロでは副流煙は発生しないが、周囲や子供への害はまだ研究段階
大きく進化したglo pro(グロープロ)ですが、最新誘導加熱技術自体は安全性も高いといえる加熱方法なので安心して使用することができそうです。
ただ、グロープロはニコチンもタールも含まれた加熱式タバコですし、紙巻きタバコよりも有害性物質の発生が少ないタバコ製品だとしても全く健康被害がないというわけではありません。
加熱式タバコは、喫煙者自身はもちろん周囲の人々や子供への影響についてまだ研究段階であるため、どんな有害性があるのか分かっていないことも理解しておく必要がありそうですね。