加熱式タバコの中で人気のあるアイコス。
バージョンアップされ新しいモデルが販売されていますが、一方で、不具合が起きやすいのがデメリットの1つとして挙げられます。
そこでこの記事では、万が一アイコス3が故障した場合にどのような形で交換を依頼することができるのか?
その交換方法やアイコスを交換できる前提条件、電話した後の交換手続きなど詳しく解説していきます。
※下記リンクからIQOS3(アイコス3)のユーザーガイドPDFをご確認いただけます。
IQOS3(アイコス3)の取扱説明書IQOS3を交換できる前提条件とは?
アイコス3の故障で、電話をかけて交換してもらえる前提条件は3つです。
- 製品自体の不具合による故障
- IQOS3の会員登録・製品登録が済んでいること
- 無償交換保証の期限内であること
まずはこれらについて詳しくご説明したいと思います。
アイコス3交換条件①:製品自体の不具合による故障
電話で交換を依頼する前には、本当に製品由来の故障なのかどうか?をしっかりと確認する必要があります。
後ほど症状別に交換対象の見極め方法については触れますが、故障かどうかの見極めをネットなどで確認しながら、交換対応の電話をかけるようにしましょう。
また正式ではない使用方法や、使用者側の過失による故障は修理対象外となることがあります。
アイコス3交換条件②:IQOS3の会員登録・製品登録が済んでいること
アイコス3を交換対応してもらうためには、事前に会員登録を済ませておく必要があります。
この登録を済ませておくことで24時間サポートを受けることができ、 落下や水濡れなどの自損の故障でも無償で交換してもらえることがあります。
登録に必要な情報は以下の通り。
- 製品番号(パッケージや製品本体に記載されています)
- 購入日の情報(購入時のレシートの保管が必要)
- 個人情報(免許証など公的身分証明書のアップロード)
購入した時点で早めに登録を済ませておいた方が、いざという時に慌てないでしょう。
アイコス3交換条件③:無償交換保証の期限内であること
アイコス3の保証期間は、未開封の新品を購入した日から6ヶ月間です。
ここでの注意点は、未開封の新品ということ。
つまり開封済みのものを中古で購入しても、保証の対象にはならず、日本国内で保証を受ける場合は国内で購入した商品のみが保証の対象です。
さらにアイコス3交換条件②で説明した会員登録を済ませることで、もう半年品質保証期間を延ばすことができます。
IQOS3の交換対象かどうかの見極め方
アイコス3が故障したとあきらめる前に、まずは本当に交換が必要な症状なのかを確認するようにしてください。
以下にアイコスでよく起こる代表的な不具合の例を挙げました。
そこで、不具合が起きた時にすぐにカスタマーサービスに連絡して交換を要求するのではなく、下記の対処法を試し、改善が見られないようであれば交換対象となります。
下にまとめた代表的な故障の症状別に、交換対象かどうかの見極め方を紹介するので参考にしてください。
アイコス3のライトが赤く点滅している
リセットして初期化することで症状が改善する場合があります。
リセットしても症状が改善しない場合は、加熱ブレードが折れてしまっている可能性があるので保証対象になります。
アイコス3の使用時間や回数が短く感じる
アイコス3の使用回数の目安は、フル充電で20回、一度の加熱で約6分間(14パフ)です。
もしもこれより短いと感じる場合は、一度リセットで初期化をして再試行してみてください。
さらに充電器に異常がないかも確認し、その上で、症状が改善しない場合は、カスタマーセンターに相談してみてください。
アイコス3の充電ができない
充電がうまくいかない時は、本体よりも充電アダプターに原因がある場合があります。
必ず純正アイテムを使用し、電源が入った時にはリセット初期化を試してから不具合が無いかどうかを再確認してください。(パソコンのUSBでは電力が弱い時があります。)
アイコス3にタバコスティックが刺さりにくい
アイコス3の使用の回数を重ねていくと、ホルダーにスティックが刺さりにくくなる時があります。
このような時はホルダーにタバコの葉が残っている時があるので、指でトントンと叩いて中の葉を落とすようにしてください。
また加熱ブレードに汚れが付着することもあるので、1パックに一度のクリーニングを心がけてください。
特にアイコス3は、タバコスティックをねじらずまっすぐに入れないと、加熱ブレード故障の原因になるので注意が必要です。
IQOS3のライトが白く点滅している
IQOS3のライトが白く点滅している意味は、充電中やリセット中を表しています。
また動作範囲の温度が保たれていない時にも白く点滅する時があるので、しばらく正常な温度の中で時間をおいて、再度試してみてください。
それでも症状が解決しない場合は、故障の交換対象になる時があります。
以上のようにIQOS3の症状別で分かる要因から、まずはできる範囲のことを試した上で、それでも改善しない場合は、電話をして交換の手続きに移ることができます。
また、IQOS3では24時間いつでも無料で製品診断を受け付けていて、交換対象になるかどうか簡単に診断できるサービスなので、こちらを活用してみるのも良いでしょう。
IQOS3の電話での交換方法
電話での交換は、カスタマーセンターで受け付けています。
電話番号 0120190517
受付時間はAM9:00からPM9:00です。
ただし会員登録を済ませていれば、24時間体制の製品診断を受けることができるので、そちらを利用すると便利です。
また、電話交換受付は混雑していてつながりにくいことが多いので、公式HPにあるコールバックサービスを利用するのもよいでしょう。
事前に質問したい内容を入力して、オペレーターからの折り返し電話を依頼することができます。(電話ではなくメールでの返信でも可)
IQOS3の交換手続き方法
最後に電話をした後の交換手続き方法について紹介していきます。
具体的にどのような方法で交換の手続きを進めるのかを知りたい方は参考にしてみましょう!
どうやってどのくらいの期間でアイコス3が届くのか?
製品診断の結果、新しい商品との交換が妥当と判断された場合は、以下の三つの方法で新しい商品を受け取ることができます。
以上の中から希望する受け取り方法が選択できます。
さらにIQOS3は、交換手続きを依頼してから24時間以内に発送を完了してくれる迅速な対応を行っています。
手続きを行ってから3日以内には、手元に新品が届けられるでしょう。
故障したアイコス3は返送するの?
アイコス3は交換商品が手元に届いた時点で、故障した製品を返送する必要があります。
ストアに直接申し込んだ場合はその場での交換になりますが、配送でのやり取りを希望した場合は、商品が送られてきた箱をそのまま返送用の箱に使うことができます。
返送方法の手順が箱に書かれていて、ユーザーは故障品を梱包してコンビニやヤマト運輸から出荷するのみです。(返送料は無料)
改めて住所を記載する必要もないため、とても簡単に返送手続きができます。
IQOS3(アイコス3)が故障した時の電話での交換方法まとめ
- アイコス3は症状別に自分で解決できる場合があるので、電話する前に交換対象かどうかの見極めを行いましょう。その際、製品診断を利用すると便利
- 製品診断や無償交換を行うには、事前に製品(会員)登録を済ませておく必要があり。登録が済んでいる場合の保証期間は1年間
- 交換商品は手続きが済んでから24時間以内に発送が完了するため、三日以内には手元に届く。その後故障品の返送手続きあり
アイコス3が故障した場合の電話での交換方法について紹介してきましたが、改めて要点をまとめると上の3つが重要なポイントとなります。
便利な製品診断や、迅速な対応に定評がある事は十分に理解できましたが、一方で、故障の頻度に対して保証期間が1年間は短いのではないか?という意見も一部でありますね。
まずはアイコス3を快適に使うために、正しいエラー表示の見極め方について覚えておく事と、いざという時のために製品登録を早めに済ませておく事をお勧めします。