様々なメーカーから販売されている加熱式タバコですが、電化製品ということで紙巻きたばこを吸っていた時にはなかった故障が起きる可能性があるのは仕方ないことかもしれません。
そこで今回は、グローという加熱式タバコの2度目の故障に保証が効くのかということについて、実際に可能かどうかを紹介しつつ、保証を受けるのに必要なものや実際に保証を受ける際の手順なども紹介していきます。
※下記リンクから全glo(グロー)のユーザーガイドPDFをご確認いただけます。
グロー2度目の故障では保証が効かないというのは本当か徹底調査
この前グローが故障してしまい新品に交換してもらったのにまた壊れてしまった、2回目の故障だけど保証は受けられるのだろうかと不安に思っているグローユーザーの方も多いと思います。
基本的に保証を受けられるのは一度きりというイメージがありますが、結論から言うとグローは2回目の故障でも保証を使った交換は可能で、ネット上でも多くの方が実際に2回目の故障でも新品に交換してもらいグローを使い続けているようです。
ただ、それにはいくつか条件があるようでそれらをクリアしないと保証が受けられない可能性があるので、これからグローの交換をしてもらおうと検討中の方はここで一度チェックしてみてください。
グロー2回目の故障でも新品との交換可能な条件① 保証期間内
まずなんといっても保証期間内でなければ保証を受ける事さえできないので、自分の持っているグローが保証期間内のものかどうかを確認してください。
保証期間は製品を購入してから12か月間、つまり1年間は保証を使って新品に交換することができるので、この期間内であればたとえ2回目の故障だったとしても交換してもらうことが可能です。
ただ、保証期間内というだけでは有効にはならず、その際にレシートが必要になってくるのですが、それは今からご説明します。
グロー2回目の故障でも新品との交換可能な条件② レシート
グローを購入したときに入っている保証書もそのまま持っているだけでは有効にはならないという話を先ほどしましたが、なぜ意味がないのかというと購入日から1年以内と設定されているため、実際に購入した日を証明しなければなりません。
箱の中に入っている保証書なのにどうやって買ったことを証明するんだと思われるかもしれませんが、その時に大切なのがレシートを保証書の貼り付け欄に貼っておくということです。
電化製品もこういうタイプの保証書が多いと思いますが、グローも加熱式タバコという立派な電化製品なのでこの形態をとっているということで、購入したときのレシートが保証を有効にするための大切な条件の一つです。
ただ、レシートなどはもらってすぐに捨ててしまったりもらわなかったりすることも多いと思いますのでその場合の対処法を簡単に紹介します。
コンビニ:レシートの再発行をしてもらう
コンビニ以外:領収書にグローの購入代金と書いてもらい、印鑑を押してもらったのち購入日を記入してもらう
これらの方法でもしかしたら保証書が有効になるかもしれないので、一度お試しください。
グロー2回目の故障でも新品との交換可能な条件③ 本体・箱
基本的に保証書とレシートが必要ということはこれまでで紹介してきましたが、それ以外にも故障したグロー本体と入っていた箱というのも必要になってきます。
これは新品のグローが届いた後のことになるのですが、故障した製品を返送するための封筒が同封されているのでそこに箱に入れた状態のグローを返送する必要があって、もし返送しなかった場合はまた壊れたときに保証を受けることができない可能性がありますので、取っておいても仕方がない故障品はしっかり返送してください。
交換してもらう際の手順
これまで紹介したのものを取りそろえることができたら実際に交換してもらえるようにひとつずつ手順を踏んでいくのですが、特に難しいことはありませんのでご安心ください。
ただ、それぞれ先に済ませておかないといけないことがあるので、やるべきことの順番に沿って進めていただければ問題なく新品に交換してもらうことが可能となっています。
手順について簡単に言うと、
- 会員登録
- 製品登録
- 電話
- 故障した製品の返送
というたった4つだけなので、そこまで気負わずに気軽にできると思いますのでめんどくさがって新品を買ったりせずにこの手順を踏んでしっかり無料で交換していただければと思います。
手順① 会員登録
まずは会員登録を済ませておかないとこの先に進むことができないのでここで登録していただきたいのですが、ここで結構多くの方がつまづいているようで、うまく登録できなくてものすごく時間がかかったという人が多発しています。
ここで必要になってくるのは、
- メールアドレス
- 写真付き身分証明書
- 住所氏名などの個人情報
となっています。
まずメールアドレスの入力をしてアカウント登録の項目から成人認証に進んだら、写真付き身分証明書を送る必要があるのであらかじめ撮影しておくかこの時に撮影してパソコンにデータを移して送ってください。
この際、身分証明書の画像が荒かったり、全体が写っていない、背景に問題があったりしてなかなか送れないことがあるので、しっかり全体を写して綺麗な画像で、背景は黒紙を敷くなどして黒色に設定して送るようにすれば問題なく送ることができます。
次に成人認証についてですが、これは、
運転免許証(24時間365日)
その他 顔写真付き公的身分証明書(後日による認証)
の2つから選ぶ形になります。
①の場合、ロボットが読み取るため認証できないことが多いので、人の目によるチェックをしてもらえる②を選んでおいた方が無難です。
全て完了したら仮登録完了のメールが届くので、そのメールに記載されているURLをクリックすれば本登録が完了となります。
手順② 製品登録
会員登録が完了したら次は製品登録の段階に進みます。
この時に必要なものが、
- 本体が入っていた箱
- 保証書
- レシート
の3つで、製品登録の画面で製品コードと購入日、購入場所などの入力をすると完了になるのですが、この時にレシート画像を送る必要があるので用意しておく必要があります。
製品コードに関してはスターターキットの裏か底面、保証書のどこかに書いてあるのでそこに書いてあるコードを記入して、場合によってはTRCコードというものを記入しなければいけないこともあるのでそれも箱に書いてあるので記入してください。
こちらに関しては以前使っていたものを登録していたとしてもまた新しく登録する必要があるので、壊れた二台目もまた登録しなおすようにしてください。
ちなみにこちらは30台まで登録することが可能です。
手順③ 電話
製品登録まで済んだら次に9:00~21:00まで年中無休でやってるカスタマーセンターに電話をする必要があるので、ホームページに掲載されてる番号にかけるのですが、その時にいくつか聞かれることがあるのであらかじめメモしておくなりしましょう。
聞かれるのは会員登録時に登録した本人確認や製品コード、それ以外にも
- どんな不具合か
- グローを使用し始めてどれくらいで不具合が表れたか
- 水没や落下はあったか
といった内容を聞かれることが多いので製品コードなどは長いのでメモしておくのがおすすめです。
手順④ 故障した製品の返送
こちらは新しい製品が届いてからの話ですが、新しい製品とともに返送用の封筒が送られてくるのでそこに故障した製品と買ったときのパッケージ、保証書を入れて返送する必要があります。
その封筒をコンビニに持って行くかヤマトで着払いで送ればすべての手順は完了となります。
グローの壊れやすい箇所と原因まとめ
グローの故障について色々調べてみると結構共通した箇所が故障することが多いようなので、ここでは壊れやすい箇所とその原因について触れながら、どうすれば長くもつように使っていけるのかという点について紹介していきたいと思います。
コントロールボタン
グローはボタン一つですべての操作を行うので、使用頻度が高いというのもありますが、コントロールボタンが効かなくなったり、反応がよくなかったりといった不具合がネットを見ても多く発生していることが分かります。
コントロールボタンが壊れてしまうと加熱すらできなくなって全く使い物にならなくなってしまうので、少しでもおかしいなと思った場合は保証期間内にサポートを受けて新品と交換してもらうのがおすすめです。
原因としては、
- ボタンを強く押す
- グロー本体を落とす
- 専用ツール以外での掃除
などがあげられるので、そういったところを注意してもらえれば比較的長く使い続けられると思います。
充電ができなくなる
ボタンの不具合の次に多かったのが充電ができなくなるという現象で、これに関しては多くの場合エラーが生じてしまっているためで、グローは親切にどのような原因でエラーが発生しているのかを点滅で知らせてくれています。
それを簡単にまとめると
状態 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
全点滅 | バッテリーの熱すぎ冷めすぎ/充電ケーブルが起動していない | ACアダプターの交換、内臓バッテリーの温度を調節 |
上・右だけ点滅 | 温度が低すぎる | 本体バッテリーを温める |
下・左だけ点滅 | 温度が高すぎる | 本体バッテリーを冷ます |
左右に動いて点滅 | 加熱を中断してからすぐに再加熱 | 90秒冷ましてから再加熱する |
というような感じで原因が分かってそれに対して対応をしたのに改善されないという場合はカスタマーサポートに電話をして新品に交換してもらうかどうか検討してみてください。
電源が入らない/加熱されない
充電の不具合に関して紹介しましたが、充電できてもケーブルを抜いて起動しようとしたらできなかったり加熱が進まないといったことが起こることもあるようです。
電源が付かないというのは内部エラーが生じている可能性もあるのですが、先ほど紹介したように温度が高すぎたり低すぎたりといった理由でつかないこともあるので、こういったときは少し時間をおいてから起動してみると付くことがあるので試してみてください。
【まとめ】グローは二回目の故障でも保証で新品交換可能!
- グローは条件が揃えば2回目の故障でも交換可能
- 交換してもらうにはレシートが必要
- 故障原因は温度が関係していることが多い
本記事ではグローの2回目の故障について保証が効いて新品との交換は可能なのかということを紹介しながら、実際にサポートを受けるための手順だったり故障の原因だったりを紹介しました。
その中で、実際にネット上で多く見られた故障原因への対策なども紹介しているので、実際にグロー(グロー)を使っているという方は参考にしてみてください。