禁煙補助薬としてニコチンパッチが主流でしたが、新しくチャンピックスという禁煙補助薬が登場しました。
禁煙補助薬として禁煙外来などで処方されるチャンピックスは効かないという噂もありますが、本当に効かないのでしょうか?
そこで今回は、チャンピックスの効果・飲み方・副作用や効かないという噂は本当なのか?について徹底調査していきます!
目次からササッとチェック
チャンピックスって何?

そもそもチャンピックスってどういった薬なのか知らない方もいると思うのでチャンピックスについてご紹介していきます。
また、どんな効果があるのか?についてもご紹介するので禁煙を考えている方は是非参考にしてください♪
それでは、チャンピックスにはどんな効果があるのか?などチャンピックスの詳しい情報について確認していきましょう!
チャンピックスとは?
チャンピックスは、ファイザー製薬から販売されているニコチンが含まれていない禁煙補助薬です。
タバコを辞めようと思ってすぐ辞められるものではありませんよね?禁煙補助薬は、禁煙を補助する薬なので絶対に禁煙出来るというわけではありませんが、禁煙補助薬を使った方が禁煙出来る確率は格段に上がります。
そんなチャンピックスにはどういった成分が含まれていてどんな効果があるのでしょうか?お次は、チャンピックスの成分や効果についてご紹介していきます。
チャンピックスの主成分や形状は?
チャンピックスの主成分はバレニクリン酒石酸塩です。チャンピックスは、淡い青色で細長い丸みのある薬となっています。
禁煙補助薬としてニコチンパッチが主流でしたが、チャンピックスは経口摂取タイプ(飲み薬)の禁煙補助薬です。
皮膚へ直接貼るタイプのニコチンパッチは、肌が弱いと肌が荒れてしまう方もいるので肌の弱い方などに経口摂取タイプの禁煙補助薬はとても良いと思います。
チャンピックスの効果とは?
喫煙すると脳内にあるニコチン受容体とニコチンが結合するとされていますが、チャンピックスを服用するとニコチンの代わりに主成分のバレニクリンはニコチン受容体に結合します。
ニコチンが結合する事で、ドーパミンなどの物質が分泌されタバコを美味しいと感じますが、バレニクリンが結合する事でドーパミンの放出を少なくすることが出来るので喫煙しても美味しいと感じなくさせる効果があるんです。
なので、チャンピックスを服用する事で、禁煙中の離脱症状やタバコ依存症状を軽減する効果があると言われています。
また、ニコチン受容体を完全に阻害してしまうと離脱症状などが強く現れる事から、完全に阻害をする事は望ましくないとされているようです。
チャンピックスは保険が適用されるって本当?
実は、禁煙補助薬であるチャンピックスは、保険適用の対象なんです!
ただ、以下の項目に当てはまる方のみ保険適用されるようなのでご注意ください。
- すぐに禁煙する事を望んでいる方
- ブリンクマン指数が200以上の方
- スクリーニング検査でニコチン依存症と診断された方
- 禁煙治療を受ける事を同意している方(文書)
ブリンクマン指数は、1日に吸うタバコの本数×喫煙年数になります。計算した数字が200を超えていないと保険適用されません。
また、スクリーニング検査は、喫煙に関する質問の答えるだけの簡単な検査となっています。5点より少ない場合は保険適用の対象外となってしまいます。
チャンピックスの飲み方や副作用について

ここまでは、チャンピックスに含まれている成分やどんな効果があるのか?についてご紹介しました!
ここからは、気になるチャンピックスの飲み方や副作用、服用する際の注意事項について詳しくご紹介していきます。
それでは、禁煙補助薬であるチャンピックスの飲み方や副作用について確認していきましょう。
チャンピックスの飲み方は?
チャンピックスの飲み方としては、
・1日目~3日目は、1日1回0.5mgを食後に服用
・4日目~7日目は、1日2回0.5mgを朝・夕の食後に服用
・8日目以降は、1日2回1mgを朝・夕の食後に服用
というように飲み始めてから服用する回数や量が少し変わりますが、飲み方は変わらず毎回食後に服用します。
また、チャンピックスを服用して8日目から禁煙を始めていくようです。
チャンピックスの服用期間は?
チャンピックスの飲み方をご紹介しましたが、ずっと服用し続けるというわけではなくチャンピックスには服用する期間が決まっています。
チャンピックスを服用する期間は12週間なので、飲み始めだけ飲み方に気を付けて8日目からはご紹介した飲み方を続けてください!
飲み方に気を付けるのは、飲み始めだけなので意外と苦にならないですよ♪
チャンピックスはどんな副作用があるの?
禁煙補助薬であるチャンピックスの副作用としては、うつ症状・便秘・頭痛・吐き気・頭痛不眠症・皮膚の発疹・疲れなどがあげられます。
副作用としてあげた症状が現れた方は、すぐに服用を止めて様子を見てください。服用を止めても症状が改善されない場合は、病院で医師の診察を受けましょう。
チャンピックスを服用しても副作用が現れなかったという方もいるようなので、副作用の出現には個人差があるようです。
チャンピックスを使用する際の注意事項とは?
チャンピックスを使用する時は、自動車や機械の操縦や他のニコチン製剤との併用は控えた方が良いようです。
うつ病や結合失調症などの精神疾患を患っている方は、チャンピックスを服用すると症状を重症化させる可能性があるのでご注意ください。
また、重度の腎臓機能障害をお持ちの方や血液透析を受けている方は、服用する前に担当の医師に相談する必要があります。
チャンピックスは効かないって本当?

ここまでは、禁煙補助薬であるチャンピックスの飲み方や副作用などについてご紹介しました!
チャンピックスは効かないという噂がありますが本当なのでしょうか?
なのでここからは、チャンピックスは効かないという噂は本当なのか?について詳しくお話していきます。
チャンピックスは効かないの?
禁煙補助薬であるチャンピックスは効かないという噂がありますが、結論から言うとチャンピックスが効かないという噂はただの噂でした。
しっかり調べていくとチャンピックスで禁煙出来たという人が沢山います。
では、なぜチャンピックスが効かないという噂があるのでしょうか?
チャンピックスが効かないという噂がある理由①
チャンピックスが効かないという噂がある理由一つ目は、服用してから喫煙しても何の効果も感じないからと服用を止めてしまうという方がいるからではないでしょうか?
実際、禁煙補助薬のチャンピックスを服用し始めた時に、喫煙しても服用していた時と味わいは変わらないようです。
個人差はあると思いますが、服用する量が増えていくと気持ち悪くなったり美味しくないと感じるようになるみたいなので、効かないという方は服用し始めた段階で服用を止めてしまっている場合が多いように感じました。
チャンピックスが効かないという噂がある理由②
チャンピックスが効かないという噂がある理由二つ目は、チャンピックスを服用して本数は減らせたが禁煙は出来なかったという方いるという事です。
やはりチャンピックスも禁煙を補助する薬なので効果については個人差はあると思います。禁煙出来なかったという方は、かなり少数だったので禁煙するという強い意志があれば禁煙出来るのではないでしょうか?
また、副作用や精神疾患をお持ちの方の症状悪化などから服用を止めているケースも少しあったので、薬が合わないという場合もあるようですね。
チャンピックスは効かないって本当?効果・飲み方・副作用まとめ
- 禁煙中の離脱症状やタバコ依存症状を軽減する効果がある
- チャンピックスは保険適用の対象
- 飲み始めだけ飲み方に気を付ける
- 副作用は個人差がある
- チャンピックスが効かないという噂は嘘だった!
禁煙補助薬であるチャンピックスの効果や飲み方、副作用などについて詳しくご紹介しましたがいかがでしたか?
チャンピックスが効かないという噂は本当ではないという事が分かりましたね!やはりチャンピックスは禁煙を補助する薬で、服用したら禁煙出来るという薬ではないので「禁煙する!」という強い気持ちがないと禁煙は出来ません。
禁煙治療も保険適用の対象になった事から、禁煙補助薬のチャンピックスを試しやすくなっているので、禁煙したいという強い意思がある方は是非試してみてください♪
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